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プログラミングは独学で学べる?未経験者が学ぶ場合の注意点や方法を紹介

「プログラミングは、子どもでも独学で学習できるの?」と疑問に思っている保護者の方は多いでしょう。

プログラミングを独学で学習することは可能ですが、独学ならではの注意点を理解しておく必要があります。

なんとなくプログラミング学習を始めてしまうと、途中で挫折してしまう恐れがあるので、注意が必要です。

この記事では、小中学生がプログラミングを独学するとき、教室に通うときのメリット、デメリットをまとめたうえで、独学する場合の具体的な学習方法について、わかりやすく解説します。

 

プログラミングは独学できる?

結論、プログラミングを独学で学習することは可能です。しかし、独学することによるメリット、デメリットがあるため、よく理解して方法を選ぶことが大切です。

費用や時間をかけて学ぶなら、成果を出して求めている結果を手に入れたいと思う方がほとんどでしょう。

以下では、独学と教室に通うメリット、デメリットをそれぞれ解説していきます。

プログラミングを独学するメリット

プログラミングを独学するメリットは以下の3つです。

  • コストを抑えられる
  • 自分のペースで学べる
  • 自学力がつく

コストを抑えられる

独学の場合、学習の費用を抑えられます。スクールの受講料がかからないため、コストをあまりかけずに勉強したい方にはぴったりです。

独学の場合、PCなどの設備にかかる費用や、必要に応じて購入する教材費くらいしかかかりません。子ども向けの学習教材には、ScratchやViscuitといった無料のものもあるので、安く学び始められるメリットは大きいでしょう。

自分のペースで学べる

独学ならば、自分のペースで知識をつけられます。時間や場所の制約が少なく、子どもの送り迎えが必要なかったり、ほかの習い事との調整が不要だったりするのもメリットです。

また、独学ならば学習の頻度やペースも自分で決められます。

理解が難しい部分は繰り返し学習し、すんなり理解できた場合は早めに進めることも可能です。そのため、人と比べたり、講義についていけなかったりして落ち込む心配もありません。

自学力がつく

独学は、能動的に自分から学ぶ習慣をつける訓練になります。

自分自身を管理する力や、課題を解決する力は、社会に出てから不可欠です。例えば、独学では、以下のような自学力が身につきます。

  • 情報収集能力
  • 問題解決能力
  • 時間管理能力

子どものうちに独学する経験を積むことで、自ら学ぶことができるようになり、将来的に活躍できる人材になれるでしょう。

プログラミングを独学するデメリット

プログラミングを独学する場合、以下のデメリットもあります。

  • 挫折しやすい
  • 実力を伸ばしづらい

それぞれ、詳しく解説します。

独学する際の注意点①:挫折しやすい

プログラミングをおこなう際、プログラムに誤りが一つでもあると動きません。

学び始めの頃は、エラーが数多く出てくる可能性があり、子どもだけでは、何が悪いのか原因を見つけられないこともあります。

わからない点が多く、問題が解決できないとつまらなく感じてしまい、子どもの場合は、特に挫折しやすくなる可能性が高いです。

独学する際の注意点②:実力を伸ばしづらい

プログラミングとは「コンピュータに命令を出すこと」です。

プログラムの書き方は一つだけではありませんが、読みやすさや処理のしやすさの観点から「良いコード(ビジュアルプログラミングの場合は、指示が書かれたブロックの組み合わせ)」といわれるものは存在します。

子どもが独学でプログラミングを学ぶ場合、良いコードの書き方を自分だけで判断することは難しいので、実力を伸ばしづらくなる恐れがあります。

プログラミング教室で学ぶメリット

プログラミングを勉強する二人

独学によるプログラミング学習は、気軽に始めやすい反面、「挫折しやすい」「実力が上がらない」などの注意点もあります。

独学を続けることが難しいと感じたら、お子さんをプログラミング教室へ通わせることを検討しても良いでしょう。

以下、プログラミング教室に通う3つのメリットです。

  • 体系的に知識を身につけられる
  • 疑問点をすぐに解決できる
  • 挫折しにくい

各メリットについて、詳しく見ていきましょう。

体系的に知識を身につけられる

独学の場合、知識に抜け漏れが出やすいデメリットがあります。

しかし、プログラミング教室なら、講師がカリキュラムを作っているので、カリキュラムに倣って授業を受ければ、体系的な知識を身につけられるでしょう。

特に初心者のお子さんが始める場合には、何から学んでいくと効果的に理解が進むのか、という観点でカリキュラムが組まれている教室は頼もしいです。

何を学ぶべきなのか自分で考えなくて済むので、知識の習得に集中できます。

疑問点をすぐに解決できる

プログラミング教室では、出てきたエラーや講義のわからない点を、すぐに講師に質問して解決することが可能です。

特に、プログラミングの学び始めはわからない部分が多いので、その場で解決できる点はメリットとして大きいです。

挫折しにくい

プログラミング教室に通うと、途中で挫折しにくくなります。

講師のサポートや、一緒に受講している仲間がいることから、上手く進まないときも仲間同士で励まし合うことができ、孤独を感じにくいためです。

さらに、学習のペースも管理してもらえるのでサボりにくく、「気づけば勉強しない日が続いていた」などの事態も避けやすいでしょう。

プログラミング教室で学ぶデメリット

プログラミング教室で学ぶデメリットは、以下のとおりです。

  • 独学よりも費用がかかる
  • 場所や時間の制約がある

独学よりも費用がかかる

プログラミング教室で学ぶ場合、まとまった受講料がかかるため、独学に比べると費用は高額になりがちです。

子どもがまだ興味を持つかわからない場合や、お試しで体験させたい場合など、プログラミングを身につけられるか不安な場合は、無駄になる可能性があります。

また、選んだ教室が合わずに、別の教室に変えることを検討する場合は、さらに高額の支出になるのがデメリットです。

プログラミング教室を活用する場合は、カリキュラムや雰囲気をよく確認したうえで、子どもが続けられそうなところを選択することが大切です。

時間や場所の制約がある

プログラミング教室の場合、講義の時間が決まっているケースが多く、自由度は独学より下がります。子どもの場合、ほかの習い事や学校行事と時間が重なってしまう場合も出てくるでしょう。

また、オフラインの教室であれば、現地まで通う必要があります。遠方の場合は送り迎えが必要になったり、そもそも通えなかったりするリスクもあるでしょう。

プログラミングを独学する際に意識すべきこと3つ

小学生

小中学生のお子さんがプログラミングを独学で学ぶ場合は、以下の3つのポイントを意識することが大切です。

  • 手当たり次第に参考書を読まない
  • コード(ビジュアルプログラミングの場合は、指示が書かれたブロックの組み合わせ)を丸暗記しようとしない
  • 具体的な目標を作る

それぞれ、さらに詳しく解説します。

手当たり次第に参考書を読まない

プログラミング学習は、参考書を読むだけでは実力が伸びません。

学んだ内容をもとに、実際に自分で手を動かし、プログラミングをする必要があります。

参考書を読む冊数をただ増やすなどの方法だけでは、実践的な知識を身に付けられません。学んだあとは、必ず実際に自分の手を動かすようにしてください。

コードを丸暗記しようとしない

最初は、コード(ビジュアルプログラミングの場合は、指示が書かれたブロックの組み合わせ)を丸暗記するという勉強法もあります。

ただし、丸暗記するだけでは、知識が身につきにくいです。

また、プログラミングをおこなう際、コード(もしくはブロックの組み合わせ、以下同)を丸暗記する必要はありません。

コード(は、その場で調べながら書くことが一般的です。

そのため、コード(を丸暗記することよりも、プログラミングの基礎的な考え方を身につけることのほうが大切になります。

ただ丸暗記するだけでは効率が悪く、なかなか学習が進まないので気を付けましょう。

具体的な目標を作る

プログラミングを習得するには、約200〜250時間が必要といわれています。

習得までに時間がかかるので、目標ややりたいことが明確にないと、挫折しやすくなります。

そのため、独学で学び始める前に、具体的な目標を立てることがおすすめです。

ただし、その際、高すぎる目標を設定しないように注意しましょう。

目標の難易度が高すぎると、なかなか達成できずに断念してしまう可能性もあるので、目標の難易度を調整することが大切です。

子どもがプログラミングを独学する方法

子どもがプログラミングを独学する方法として、以下の5つを紹介します。

  • 市販の本から情報を得る
  • 学習アプリを活用する
  • 学習サイトを利用する
  • 実際の動画を見る
  • 経験者に直接聞く

また、これらの方法でプログラミングを学習したら、実際にコードを写経したり、何かを作ってみたりすることもおすすめです。

ここからは、各方法のメリットとデメリットについて、詳しく解説します。

プログラミングを独学する方法①:市販の本から情報を得る

子どもがプログラミングを独学する方法の一つとして、市販されている本から情報を得ることが挙げられます。

市販の本は、数千円程度で買えるので、なるべく低コストで学びたい場合におすすめです。

一方、デメリットとして、疑問点の解消に時間がかかる点があります。

つまずいたポイントがわかりにくく、手詰まりしてしまうため、挫折しやすいということを理解しておく必要があります。

ただし、書籍はその一冊の中でわかりやすいゴールが設けられていることが多く、実力がつくように内容が網羅されているので、ある程度勉強が進んだ子どもが、逆引き的な役割で使う場合におすすめです。

プログラミングを独学する方法②:学習アプリを活用する

プログラミングを独学する方法として、学習アプリを活用する方法もあります。

学習アプリのなかには、小さなお子さんに向けて直感的にプログラミングができるものもあり、始めやすい点が魅力です。

一方、「無料の学習ソフト」は多いものの、「学習アプリ」は比較的費用がかかる場合が多く、初期投資が発生するデメリットがあります。

お子さんがすぐに飽きてしまわないように、事前に学習アプリの内容をよく下調べをしましょう。

ゲーム感覚で触りながら物を動かせるアプリなどは、小学生のお子さんでも学びやすいのでおすすめです。

プログラミングを独学する方法③:学習サイトを利用する

学習サイトを利用することも、子どもがプログラミングを独学する方法として挙げられます。

無料サイトの場合は費用がかからず、例えば、Scratchはブラウザ版もあり、アプリをダウンロードせずとも利用できるので、手軽に取り入れられます。パソコンさえあればブラウザで手軽に学習が始められる点がメリットです。

プログラミングがどんなものなのか、基礎的な内容を学ぶ場合に向いています。

ただし、学習サイトで学ぶ場合、ある程度の検索能力が必要になる点に注意が必要です。

学習サイトは、書籍のようにすべての情報が一つに網羅されていないため、知りたいこと、わからないことが出て来た場合には自力で情報を探す必要があります。

またその際、記載されている情報が正確か、古いデータではないのかなどを判断する力も必要です。

なお、実際のプログラミング現場でも調べて書くことはよくあるため、検索能力を身につけておくことは無駄にはなりません。調べる力も、プログラミングを学ぶと同時に、身につけられると良いでしょう。

プログラミングを独学する方法④:YouTubeなどの解説動画を見る

YouTubeなどの動画サイトで、プログラミングに関する題材を取り上げているものは多くあります。

これらは無料で学ぶことができ、動きがある画面上で勉強できるので、直感的に理解しやすい点がメリットです。

ただし、デメリットとして、投稿者の投稿内容に依存することが考えられます。網羅的に体系立てて勉強することは難しいかもしれません。知識が偏った内容になる可能性があるので、断片的にしか学ぶことができません。

そのため、YouTubeなどの解説動画を見て独学する方法は、ほかの学習方法と並行して利用することをおすすめします。

プログラミングを独学する方法⑤:経験者に直接聞く

最後に、プログラミングを独学で学ぶ方法として、経験者に直接聞くことがあります。

プログラミングに関する質問ができるサイトを通して、わからない点を経験者に直接聞くと、プログラミングでつまずいていて調べ方がわからないときでも、解決できる可能性があります。

子どもの場合には周りに経験者が少ないという場合もあるでしょう。そういうときは、インターネットなどで自分より勉強が進んでいる人が作っているものを見て、新たなヒントを掴めることもあるでしょう。例えばScratchでは、世界中の人が自分の作った作品を公開しているので、その作品のプログラムを見ることもできます。

また、周りに経験者のお兄さんお姉さん、もしくは大人などがいた場合は、効率的な勉強法やつまずいているポイントに対してアドバイスをもらえれば、さらに勉強が捗りやすくなるでしょう。

ただし、デメリットとして、特に小学生のお子さんの場合「そもそも自分がわからないことが何なのか」がわからず、上手く質問できない可能性があります。

また、教わる相手のレベルによって、身につけられる知識が左右されてしまうことがある点もデメリットです。

プログラミング能力と教える能力は異なるので、教えてもらう相手を見極める必要があります。

 

 

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また、正しいキーボードタイピングを習得できるタイピングレッスン機能もあります。

 

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最初の3ヶ月は、教育版マインクラフトを使った教材を使用し、プログラミングの導入部分を学習していきます。
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マイクラの中でのプログラミングは、日本語のブロックを組み合わせることで出来るため初めてでも簡単!

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(※1)小学生対象のプログラミング教室事業者(アプリケーションやゲームの開発を主とするソフトウェアプログラミング系およびロボットプログラミング系を含む)において、プログラミング教室掲載数No.1比較サイト「コエテコ(https://coeteco.jp/)」または各社ホームページにて公開されている教室数を当社にて調査した結果(2024年8月時点)

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まとめ

プログラミングを独学で学ぶことはできますが、「挫折しやすい」「実力をのばしづらい」という注意点もあります。

しっかりお子さんにプログラミングの知識を身につけさせたい場合は、プログラミング教室を活用することがおすすめです。

「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」であれば、小中学生のお子さんでも、ゲーム感覚で楽しく理解を深められます。

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