「プログラミングは、子どもでも独学で学習できるの?」と疑問に思っている保護者の方は多いでしょう。
プログラミングを独学で学習することは可能ですが、独学ならではの注意点を理解しておく必要があります。
なんとなくプログラミング学習を始めてしまうと、途中で挫折してしまう恐れがあるので、注意が必要です。
この記事では、小中学生がプログラミングを独学で学習するときの注意点や、具体的な学習方法について、わかりやすく解説します。
目次
プログラミングは独学で学べるが注意点もある
結論、プログラミングを独学で学習することは可能です。
しかし、特に子どもが独学で学ぶ場合は、以下の注意点があります。
- 挫折しやすい
- 実力を伸ばしづらい
それぞれ、詳しく解説します。
独学する際の注意点①:挫折しやすい
プログラミングをおこなう際、プログラムに誤りが一つでもあると動きません。
学び始めの頃は、エラーが数多く出てくる可能性があり、子どもだけでは、何が悪いのか原因を見つけられないこともあります。
わからない点が多く、問題が解決できないとつまらなく感じてしまい、子どもの場合は、特に挫折しやすくなる可能性が高いです。
独学する際の注意点②:実力を伸ばしづらい
プログラミングとは「コンピュータに命令を出すこと」です。
プログラムの書き方は一つだけではありませんが、読みやすさや処理のしやすさの観点から「良いコード(ビジュアルプログラミングの場合は、指示が書かれたブロックの組み合わせ)」といわれるものは存在します。
子どもが独学でプログラミングを学ぶ場合、良いコードの書き方を自分だけで判断することは難しいので、実力を伸ばしづらくなる恐れがあります。
プログラミングを独学する際に意識すべきこと3つ
小中学生のお子さんがプログラミングを独学で学ぶ場合は、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
- 手当たり次第に参考書を読まない
- コード(ビジュアルプログラミングの場合は、指示が書かれたブロックの組み合わせ)を丸暗記しようとしない
- 具体的な目標を作る
それぞれ、さらに詳しく解説します。
手当たり次第に参考書を読まない
プログラミング学習は、参考書を読むだけでは実力が伸びません。
学んだ内容をもとに、実際に自分で手を動かし、プログラミングをする必要があります。
参考書を読む冊数をただ増やすなどの方法だけでは、実践的な知識を身に付けられません。学んだあとは、必ず実際に自分の手を動かすようにしてください。
コードを丸暗記しようとしない
最初は、コード(ビジュアルプログラミングの場合は、指示が書かれたブロックの組み合わせ)を丸暗記するという勉強法もあります。
ただし、丸暗記するだけでは、知識が身につきにくいです。
また、プログラミングをおこなう際、コード(もしくはブロックの組み合わせ、以下同)を丸暗記する必要はありません。
コード(は、その場で調べながら書くことが一般的です。
そのため、コード(を丸暗記することよりも、プログラミングの基礎的な考え方を身につけることのほうが大切になります。
ただ丸暗記するだけでは効率が悪く、なかなか学習が進まないので気を付けましょう。
具体的な目標を作る
プログラミングを習得するには、約200〜250時間が必要といわれています。
習得までに時間がかかるので、目標ややりたいことが明確にないと、挫折しやすくなります。
そのため、独学で学び始める前に、具体的な目標を立てることがおすすめです。
ただし、その際、高すぎる目標を設定しないように注意しましょう。
目標の難易度が高すぎると、なかなか達成できずに断念してしまう可能性もあるので、目標の難易度を調整することが大切です。
子どもがプログラミングを独学する方法
子どもがプログラミングを独学する方法として、以下の5つを紹介します。
- 市販の本から情報を得る
- 学習アプリを活用する
- 学習サイトを利用する
- 実際の動画を見る
- 経験者に直接聞く
また、これらの方法でプログラミングを学習したら、実際にコードを写経したり、何かを作ってみたりすることもおすすめです。
ここからは、各方法のメリットとデメリットについて、詳しく解説します。
プログラミングを独学する方法①:市販の本から情報を得る
子どもがプログラミングを独学する方法の一つとして、市販されている本から情報を得ることが挙げられます。
市販の本は、数千円程度で買えるので、なるべく低コストで学びたい場合におすすめです。
一方、デメリットとして、疑問点の解消に時間がかかる点があります。
つまずいたポイントがわかりにくく、手詰まりしてしまうため、挫折しやすいということを理解しておく必要があります。
ただし、書籍はその一冊の中でわかりやすいゴールが設けられていることが多く、実力がつくように内容が網羅されているので、ある程度勉強が進んだ子どもが、逆引き的な役割で使う場合におすすめです。
プログラミングを独学する方法②:学習アプリを活用する
プログラミングを独学する方法として、学習アプリを活用する方法もあります。
学習アプリのなかには、小さなお子さんに向けて直感的にプログラミングができるものもあり、始めやすい点が魅力です。
一方、「無料の学習ソフト」は多いものの、「学習アプリ」は比較的費用がかかる場合が多く、初期投資が発生するデメリットがあります。
お子さんがすぐに飽きてしまわないように、事前に学習アプリの内容をよく下調べをしましょう。
ゲーム感覚で触りながら物を動かせるアプリなどは、小学生のお子さんでも学びやすいのでおすすめです。
プログラミングを独学する方法③:学習サイトを利用する
学習サイトを利用することも、子どもがプログラミングを独学する方法として挙げられます。
無料サイトの場合は費用がかからず、例えば、Scratchはブラウザ版もあり、アプリをダウンロードせずとも利用できるので、手軽に取り入れられます。パソコンさえあればブラウザで手軽に学習が始められる点がメリットです。
プログラミングがどんなものなのか、基礎的な内容を学ぶ場合に向いています。
ただし、学習サイトで学ぶ場合、ある程度の検索能力が必要になる点に注意が必要です。
学習サイトは、書籍のようにすべての情報が一つに網羅されていないため、知りたいこと、わからないことが出て来た場合には自力で情報を探す必要があります。
またその際、記載されている情報が正確か、古いデータではないのかなどを判断する力も必要です。
なお、実際のプログラミング現場でも調べて書くことはよくあるため、検索能力を身につけておくことは無駄にはなりません。調べる力も、プログラミングを学ぶと同時に、身につけられると良いでしょう。
プログラミングを独学する方法④:YouTubeなどの解説動画を見る
YouTubeなどの動画サイトで、プログラミングに関する題材を取り上げているものは多くあります。
これらは無料で学ぶことができ、動きがある画面上で勉強できるので、直感的に理解しやすい点がメリットです。
ただし、デメリットとして、投稿者の投稿内容に依存することが考えられます。網羅的に体系立てて勉強することは難しいかもしれません。知識が偏った内容になる可能性があるので、断片的にしか学ぶことができません。
そのため、YouTubeなどの解説動画を見て独学する方法は、ほかの学習方法と並行して利用することをおすすめします。
プログラミングを独学する方法⑤:経験者に直接聞く
最後に、プログラミングを独学で学ぶ方法として、経験者に直接聞くことがあります。
プログラミングに関する質問ができるサイトを通して、わからない点を経験者に直接聞くと、プログラミングでつまずいていて調べ方がわからないときでも、解決できる可能性があります。
子どもの場合には周りに経験者が少ないという場合もあるでしょう。そういうときは、インターネットなどで自分より勉強が進んでいる人が作っているものを見て、新たなヒントを掴めることもあるでしょう。例えばScratchでは、世界中の人が自分の作った作品を公開しているので、その作品のプログラムを見ることもできます。
また、周りに経験者のお兄さんお姉さん、もしくは大人などがいた場合は、効率的な勉強法やつまずいているポイントに対してアドバイスをもらえれば、さらに勉強が捗りやすくなるでしょう。
ただし、デメリットとして、特に小学生のお子さんの場合「そもそも自分がわからないことが何なのか」がわからず、上手く質問できない可能性があります。
また、教わる相手のレベルによって、身につけられる知識が左右されてしまうことがある点もデメリットです。
プログラミング能力と教える能力は異なるので、教えてもらう相手を見極める必要があります。
独学が難しいと感じたらプログラミング教室に通おう
独学によるプログラミング学習は、気軽に始めやすい反面、「挫折しやすい」「実力が上がらない」などの注意点もあります。
独学を続けることが難しいと感じたら、お子さんをプログラミング教室へ通わせることを検討しても良いでしょう。
以下、プログラミング教室に通う3つのメリットです。
- 体系的に知識を身につけられる
- 疑問点をすぐに解決できる
- 挫折しにくい
各メリットについて、詳しく見ていきましょう。
体系的に知識を身につけられる
独学の場合、知識に抜け漏れが出やすいデメリットがあります。
しかし、プログラミング教室なら、講師がカリキュラムを作っているので、カリキュラムに倣って授業を受ければ、体系的な知識を身につけられるでしょう。
特に初心者のお子さんが始める場合には、何から学んでいくと効果的に理解が進むのか、という観点でカリキュラムが組まれている教室は頼もしいですね。
何を学ぶべきなのか自分で考えなくて済むので、知識の習得に集中できます。
疑問点をすぐに解決できる
プログラミング教室では、出てきたエラーや講義のわからない点を、すぐに講師に質問して解決することが可能です。
特に、プログラミングの学び始めはわからない部分が多いので、その場で解決できる点はメリットとして大きいです。
挫折しにくい
プログラミング教室に通うと、途中で挫折しにくくなります。
講師のサポートや、受講している仲間がいることから、上手く進まないときも仲間同士で励まし合うことができ、孤独を感じにくいためです。
さらに、学習のペースも管理してもらえるのでサボりにくく、「気づけば勉強しない日が続いていた」などの事態も避けやすいでしょう。
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QUREOプログラミング教室の特徴
- 対象学年:小学生以上(小学2年生以上推奨)
- 学習方法:個別指導
- 学習期間:約2~3年
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- 開講エリア:全国47都道府県、タイ・マレーシア・中国など
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大学入試を見据えた本格的なカリキュラムを導入しているため、将来的に大学受験を考えているお子さんには最適なプログラミング教室です。
また、学習が進むにつれプログラミングにおける重要な概念を学ぶことができる設計になっており、論理的に考える力もどんどん鍛えられていきます。
【ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングが学べる】
また、使用する教材にはストーリー性があり、魅力的なキャラクターが登場するなど、ゲーム感覚で楽しみながら学習に励むことができます。
本物のゲームのような教材のため、机に向かっての勉強に苦手意識があるお子さんでも、無理なくプログラミングの基礎知識を身に付けられるでしょう。
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まとめ
プログラミングを独学で学ぶことはできますが、「挫折しやすい」「実力をのばしづらい」という注意点もあります。
しっかりお子さんにプログラミングの知識を身につけさせたい場合は、プログラミング教室を活用することがおすすめです。
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