プログラミングについて調べる中で、「コード」や「ソースコード」の用語を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
これらはプログラミングに関する基礎的な用語になるので、正しくその意味を理解し、使えるようになる必要があります。
この記事では、プログラミング初心者に向けて「コード」や「ソースコード」の意味をわかりやすく解説していきます。
また、ソースコードを読み解き、コーディングやプログラミングの学習を進めるための方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
プログラミングのソースコードの意味について
プログラミングのコードとは、広義には暗号や記号全般を意味しますが、プログラミングにおいては「コンピュータに対し命令を与えるためのデータ」のことを指します。
プログラミング言語による記述や、コンピュータが処理しやすいよう機械語で変換されたオブジェクトコードも、コードにあたります。
一方、ソースコードと呼ぶ場合には、プログラミング言語によって、人が見て理解しやすいテキストの形で記述されたものを指すことが多いです。
ただし、いずれも厳格な定義がなされているわけではありません。
また、プログラミング言語によって記述されたソースコードを、略して「コード」と呼ぶ場合もあります。
コーディングの意味やプログラミングとの違い
ソースコードと共に「コーディング」という言葉を目にしたことがある方もいるでしょう。
コーディングとは、コードを作成する行為自体を指す言葉です。
ただ、こちらも厳格な定義があるわけではなく、一般的には「プログラミング言語を使って、ソースコードを作成する行為」に対して呼ぶことがあります。
例えば、HTMLやCSS、JavaScriptといった、プログラミング言語による記述作業などです。
対して「プログラミング」は、コーディングを含めたより広い概念のことを指します。
コーディングとプログラミングの違いとして、プログラミングは、JavaやPHP、Ruby、Pythonなどのプログラミング言語を使い、ソフトウェアとしての機能を持たせる意味合いが強いということが挙げられます。
つまりプログラミングは、プログラムの作成のみならず「プログラムの動作」までも指す用語なのです。
プログラミングのソースコードはどうやって読み書きする?
ソースコードは人が見て理解しやすい形ですが、全く知識を持たない状態で読み書きをするのは難しいでしょう。
そのため、初心者の方は、ソースコードを読み書きするコツを身につけることがおすすめです。
ここからは、ソースコードを読み書きするコツについて、詳しく紹介していきます。
ソースコードを読み解くコツ
ソースコードを読み、内容を理解していくためには、以下の3ステップに沿って進めていくと良いでしょう。
1.上から順に読む
2.目的を定めながら読む
3.大まかに処理の内容を掴んでいく
基本的にコンピュータは、ソースコードを上から順に読み取って実行します。常に上から実行されるわけではありませんが、効率よく読み進めるためには、まず上からざっと目を通すことがおすすめです。
次に全体のイメージを把握し、目的を定めながら読み進めます。このとき「このソースコードでは何をしようとしている?」「この部分を記述している目的は何?」といった点に着目しながら読むことがポイントです。
ソースコード全体を把握してから、クラスやメソッド単位で何を処理しているか詳細を読み解いていきましょう。
そして最後に、処理の内容を掴んでいきましょう。
なお、細かい処理内容にまで踏み込んでしまうと混乱してしまう可能性があるので、大きな括りで構いません。実際、人によって記述の仕方が異なるので、初心者の場合は、どこがどのような役割を果たしているのかを掴むことができれば十分です。
ソースコードを書くコツ
ソースコードを自分で書く場合には、以下のポイントに着目しましょう。
- ソースコードの基礎を押さえたうえで書く
- わかりやすい名前を付ける
- 言語別の書き方を学ぶ
ソースコードは、自分以外の誰が見ても理解できるように書くことが大切です。そのため、関数や変数に名前をつける際は、その意味を表す情報も与えましょう。
当然、誤解を生むような名前は避けて、わかりやすさを意識することが大切です。
また、言語によって書き方が異なるので、習得したい言語別に書き方を学ぶ必要があります。
プログラミング言語の種類については、以下の記事で解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
「プログラミング初心者は何から始めるべき?勉強の流れや学習方法について解説」
初心者向け!プログラミングのソースコードの練習方法
ソースコードを読み解き、コーディングができるようになることがプログラミングの上達に繋がります。
ソースコードに着目したプログラミングの練習方法を紹介しますので、自分に合う方法を実践してみましょう。
ソースコードをそのままキーボードで打ち出してみる
最も簡単な練習方法として、「ソースコードをそのままキーボードで打ち出す」方法が挙げられます。
あるソースコードを例に、そのまま打ち出していくだけでも全体の流れを把握でき、知識量を増やすことができます。この方法は初心者でも取り組みやすい点がメリットです。
Webサイトを真似して作ってみる
インターネット上に公開されているWebサイトを、真似して作ってみることも良い練習になります。
ページ構造やデザインを同じように再現できるか、試してみましょう。
また、Webサイトを題材にした練習であれば、HTMLやCSS等に関してソースコードの確認ができ、答え合わせが簡単にできるというメリットがあります。
さらに、多数のWebサイトを参考に繰り返し練習していくと、コーディングのセオリーやデザインのトレンドに対する理解も深まっていくでしょう。
プログラミングサイトを利用する
なかには、プログラミングを学べるWebサイトのサービスもあります。これを利用することで、さまざまな言語を練習できます。
無料で利用できるものもあるので、学習環境を整える手間が省けるメリットもあります。
ただし、サービスによっては学べる言語に限りがあるため、不明点を自分で解決しなければならないデメリットがあります。
プログラミング教室に通う
途中で挫折したくないと思う方は、プログラミング教室に通うのがおすすめです。
わからなくてつまずいたときも、その場で講師にすぐ質問できる点が大きなメリットです。
また、生徒同士でコミュニケーションを取りながら勉強できるなどの理由からモチベーションも維持しやすいでしょう。
ただし、比較的コストがかかる点には注意が必要です。
プログラミングのソースコードは子どもでも覚えられる?
子どもでも、学習を進めていくことでソースコードの書き方を覚えることはできます。
しかし、十分な練習をしていない子どもが、いきなりアルファベットで書かれたソースコードを読み解こうとするのは、難易度が高いと言えます。
そこで、始めはScratchなどの「ビジュアルプログラミング」でソースコードの仕組みを理解していくのがおすすめです。例えばScratchであれば、日本語で指示内容が書かれたブロックが多数用意されており、それらを組み合わせていくことでプログラミングができます。
無理にソースコードの読み書きができるようになろうとするのではなく、取っ付きやすいビジュアルプログラミングを通して、プログラミングの考え方や基礎知識を身につけていきましょう。
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まとめ
ソースコードを読み書きするスキルは、プログラミングやコーディングにおいて必要です。
そのため、自分に合った方法を選択して、ソースコードを読み書きするための学習を進めていきましょう。
子どものうちはソースコードを無理に覚える必要はありませんが、後に本格的なプログラミング言語へ挑戦したくなった時、ソースコードの理解を深めやすくするためにも、子どものうちからプログラミングの基礎を身につけることがおすすめです。
将来を見据えて、お子さんに本格的なプログラミングを学ばせたいと思った場合は、QUREO(キュレオ)プログラミング教室をぜひご検討ください。