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Scratch(スクラッチ)でシューティングゲームを作る方法は?初心者向けに解説

子どもがScratchを操作している様子

スクラッチは、小さいお子さんでも直感的に操作ができ、ゲームやアニメーションが作れます。なかでもシューティングゲームを作ってみたいと考えている方もいるのではないでしょうか?

この記事では、スクラッチで具体的にどのようにシューティングゲームを作ればいいのか解説していきます。また、うまく作れないときの学習方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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スクラッチで作れるシューティングゲーム

キーボードを打つ子供の手スクラッチでは、さまざまなシューティングゲームを作れます。具体的には、以下のような動作を実現できます。

  • 背景が強制スクロールする
  • 敵が攻撃してくる
  • 落下するものを撃ち落とす

スクロールの方向は、縦にも横にも自由に設定できるので、「作りたい」と思ったゲームをしっかりと形にすることができるでしょう。ほかのユーザーが作成したシューティングゲームをスクラッチ上で公開しているので、のぞいて見るのもおすすめです。

初心者向け!スクラッチでシューティングゲームを作る方法

Scratch画面①スクラッチでシューティングゲームを作るには、キャラクターや敵について細かくプログラミングをする必要があります。ここでは、シューティングゲームを作るのにやるべきことをまとめました。

  • キャラクターや敵を準備する
  • キャラクターの動きを決める
  • 敵の動きを決める
  • 弾の動きを決める

キャラクターや敵を準備する

Scratch画面②まずはゲームに出てくるメインキャラクターと敵の画像を設定しましょう。

スクラッチの「コスチューム」のタブを選ぶと、キャラクターの設定ができます。右下にある猫のマークを押すことで、スクラッチ内にある画像を自由に選べます。    

さらにこだわりたい方は、自分のお気に入りの画像や、手書き画像を使ってみてはいかがでしょうか?先ほどの猫のマークにカーソルを合わせ「コスチュームをアップロード」を選べば、オリジナル画像が取り入れられます。

キャラクターの動きを決める

次に、メインキャラクターの動かし方を決めましょう。スクラッチでは、キーボードのボタンやマウスでキャラクターが自在に動くように設定できます。

キーボードで操作するゲームを作る場合、どのボタンを押したときにどの方向にどれくらい動くのかを決めます。

スクラッチの上にある「コード」のタブを開きましょう。まずは最初にキャラクターが向いている方向を決めます。

「動き」の中にあるブロックで、「90度に向ける」を選択して数値を0度に変更するとキャラクターが上を向きます。横方向のシューティングにしたい場合は、90度回せば良いです。

Scratch画面③

次に、キャラクターが最初に画面上のどの位置にいるのかを決めましょう。「x座標を○、y座標を○にする」というブロックに数字を打ち込むことで、好きな位置に動かせます。

Scratch画面④

最後に、キャラクターを動かすキーと動きの内容を決めます。イベントのブロックにある「○キーが押されたとき」の下に、動きブロックを組み合わせてみてください。自分が選んだキーを押したときにその方向に動くようになります。

敵の動きを決める

次に、ゲームででてくる敵の動きも決めます。決めることは3つです。

  • 敵がいつどこにでてくるか
  • でてきた後にどのように動くか
  • 敵がいつ消えるのか

ゲームの途中から敵が複数出てくるようにするならば、クローンを使うと便利です。

まず動きを決めたい敵を選んで条件を決め、そのブロックの下に「自分自身のクローンを作る」を組み合わせます。そして、「クローンされたとき」のブロックを選び、その下にでてくる座標を選びましょう。

座標は「乱数」のブロックを使って、ランダムに設定することもできます。その下に動きのブロックを組み合わせて、どのように動くのかも決めてください。

最後に敵が消えるタイミングを決めます。弾に触れたときもしくは、画面の端まで動いたら削除するようにすると良いでしょう。    

弾の動きを決める

キャラクターや敵が撃ってくる弾の動きも決めましょう。

まず、弾の画像を選び、弾を打つキーボードのキーを設定します。さらに、弾が出た後にどの方向にどのくらい動いていくのかを決めましょう。以下の画像では、Crystal(クリスタル)を弾の画像として選択しています。

何を組み合わせれば、どのように動くかを理解し、ブロックの組み合わせに慣れると、同じような要領でさまざまなゲームを作っていくことができます。

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シューティングゲームがうまく作れないときはチュートリアルで練習しよう

PCに向かっている様子シューティングゲームは、敵や弾など動く要素が多くあるため、いきなり作るのは難しいと感じる方もいるはずです。そのような方は、チュートリアルを活用しましょう。

スクラッチのチュートリアルは26種類あり、基本的なブロックの組み方が説明されています。なかでも、シューティングゲームを作りたいならば、以下のチュートリアルをこなすのがおすすめです。

敵に動きをつける

敵の動きの決め方に悩むならば、「キャラクターを動かそう」のチュートリアルがおすすめです。このチュートリアルでは、自分が選んだキャラクターが動き始める条件や、動きを変える方法を学べます。

キャラクターを隠したり表示したりする

敵が途中から出てきたり、弾が当たったときに消えたりするプログラムを組むには「隠したり表示する方法」のチュートリアルで学びましょう。

最初は消えている敵が途中から現れるようにする方法や、いつ登場するのかといった条件の決め方を学べます。

キャラクターを操作できるようにする

キャラクターを操作できるようにする方法を学ぶには、「矢印キーを使う方法」のチュートリアルを活用しましょう。

キャラクターを上下左右に動かす条件の決め方と、操作キーの設定方法を解説しています。キャラクターを動かすことができるようになれば、シューティングゲーム以外のゲーム作りにも活かせるでしょう。

弾の動く方向を決める

敵や味方が撃つ弾の動き方を学ぶならば、「ピンポンゲーム」のチュートリアルを見てみましょう。弾を好きな方向に動かしたり、跳ね返らせたりする方法が学べます。

さらに、スコアを表示する方法や、もの同士があたったときの条件の決め方も含まれているため、シューティングゲームにも応用できる部分が多いはずです。

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これからスクラッチを始めるお子さんだけでなく、スクラッチを楽しんでいるお子さんの次のステップとしても、おすすめです。

QUREOプログラミング教室の特徴

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まとめ

スクラッチでは、さまざまな内容のシューティングゲームを作れます。キーボードによる文字入力をしなくてもプログラムを作れ、お子さんでも扱いやすいのがメリットです。

一方で、シューティングゲームは表示されるキャラクターや動作が多いため、まずはチュートリアルで練習することをおすすめします。チュートリアルを試したり、ほかのユーザーが作成したゲームを見たりして、スクラッチに慣れてから挑戦すると良いでしょう。

スクラッチを触ってみて、もっといろいろなものが作りたいと思ったお子さんは、プログラミング教室を活用して学びを深めてみてはいかがでしょうか。

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