Scratch(スクラッチ)はプログラミングをこれから始める入門者にぴったりのツールです。しかし、なぜおすすめなのか、具体的にどのように学習を進めたら良いのか疑問を持つ方もいるでしょう。
この記事では、スクラッチの概要や入門者におすすめできる理由、利用の始め方について解説します。プログラミングに興味を持ち、スクラッチを活用するか検討中の方はぜひご覧ください。
目次
スクラッチとは
スクラッチは、マサチューセッツ工科大学メディアラボが開発したプログラミング学習ソフト(ツール)です。指示が書かれたブロックを組み合わせることで直感的にプログラミングができ、プログラミング学習の入門ツールとして人気を集めています。
200以上の国と地域で利用されており、70以上の言語で使用できるため世界中の多くの人々に親しまれています。
スクラッチがプログラミングの入門に適している理由
スクラッチがプログラミングの入門に適している代表的な理由は以下のとおりです。
- ビジュアルプログラミング言語で理解しやすい
- 小学校の授業でも使われている
- 無料で使える
ビジュアルプログラミング言語で理解しやすい
スクラッチはビジュアルプログラミング言語です。ビジュアルプログラミング言語は、いわゆるプログラミング専用の言語(コード)を打ち込んでいくものではなく、ブロックを組み合わせたり、図形を動かしたりして直感的にプログラムが組めます。
これにより、初心者やお子さんでも簡単にプログラミングの基本を学べます。
小学校の授業でも使われている
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されました。 とはいっても、「プログラミング」という教科ができたわけではなく、実施内容は自治体や学校に任されているため、学校によってかなり差があるのが実態です。
熱心な学校の授業では、スクラッチを取り入れているところがあり、小学生のお子さんであれば馴染みがあるかもしれません。
文部科学省が公開する「小学校プログラミング教育に関する研修教材」 のなかでもスクラッチを推奨しており、プログラミング学習方法の1つに選ばれています。
授業で先に触れていれば、使い始めるハードルが下がります。逆に先に自分で触れていれば、もし通っている小学校でスクラッチを用いる授業があった場合、授業についていきやすくなるでしょう。
無料で使える
スクラッチは無料で使えます。
いきなり高額の買い切り商材などに手を出すと、すぐに飽きてしまった場合は無駄になってしまいます。スクラッチならば無料で使えるので、初めてのプログラミング学習として気軽に試せるのも入門向けの理由です。
またブラウザ上で使えるので、特別な設定をする必要もなく、パソコンやタブレットがあればすぐに始められます。
入門編!スクラッチを使ったプログラミングの始め方
スクラッチを開いても、何からやればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
これからスクラッチに触れる方に向けて、始め方を紹介します。
スクラッチを使う環境を整える
まずはスクラッチを使う環境を整えましょう。
スクラッチは主にパソコンまたはタブレットで使います。スマートフォンでも使えますが、画面サイズと表示が最適化されていないため、使いづらさを感じることもあり、おすすめできません。
なお、スクラッチはブラウザ上で動作し、アカウント登録なしでもすぐに使えます。また、インストール版もあり、こちらは一度インストールすればインターネット接続が必要ありません。
お子さんにインターネットをあまり使わせたくない場合は、インストール版をオフラインの状態で使用させてあげると良いでしょう。
チュートリアルを利用して練習する
スクラッチにはチュートリアルが用意されているため、基本的な操作を簡単に学べます。チュートリアルにはさまざまな種類があるので、興味があるものから、学んでみてください。
直感的に操作はできるものの、何をやっていいかわからない場合は、チュートリアルの作品を真似して作ってみるのも良いでしょう。
「見る」や「入門者用プロジェクト」を参考にしてゲーム(作品)を作る
何を作るか悩んだら、ほかのユーザーが作成した作品を見るのもおすすめです。
スクラッチで作った作品は、全世界にプログラムも含めて公開できます。おもしろいと思った作品のプログラムを見て参考にしながら作ってみましょう。難しすぎない作品を作りたいならば「入門者用プロジェクト」がおすすめです。画面上部の「アイデア」から「入門者用プロジェクト」で見られます。
ゲームの作り方については、以下の記事も参考にするといいでしょう。
プログラミング学習なら「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」
スクラッチを通してプログラミングに興味を持ったお子さんには、「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」でより本格的なプログラミング学習を始めさせてみることをご検討ください。
「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」は、IT企業サイバーエージェントグループと、学習塾を運営するスプリックスが共同開発した本格的なプログラミング教室です。
「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」で利用する教材は、スクラッチをベースに開発されているため、ブロックでプログラムを組む形式は同じです。スクラッチに慣れているお子さんはスムーズに学習が進められるでしょう。
スクラッチと異なる点は、本格的な学習カリキュラムが設計されている点です。大学入学共通テストを視野にいれ本格的なプログラミングが身につくように体系だてられており、全国で実施されている「プログラミング能力検定」にも準拠し、日々の授業が検定対策になるようになっています。
これからスクラッチを始めるお子さんだけでなく、スクラッチを楽しんでいるお子さんの次のステップとしても、おすすめです。
QUREOプログラミング教室の特徴
- 対象学年:小学生以上(小学2年生以上推奨)
- 学習方法:個別指導
- 学習期間:約2~3年
- 受講形態:通学
- 教室数:2,800教室以上
- 開講エリア:全国47都道府県、タイ・マレーシア・シンガポールなど
- カリキュラム:基本の「ビジュアルプログラミングコース」、応用の「テキストプログラミングコース」
【本格的な小学生向けプログラミング教室】
「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」は、IT企業サイバーエージェントグループと、学習塾を運営するスプリックスが共同開発した本格的なプログラミング教室です。
全国2,800教室以上もの教室が開校しており、小学生から本格的なプログラミング学習に取り組めます。大学入学共通テストを見据えた本格的なカリキュラムで実力がつくので、大学進学にも役立つプログラミング教室です。
【ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングが学べる】
使用する教材にはストーリー性があり、魅力的なキャラクターが登場するなど、ゲーム感覚で楽しみながら学習に励めます。お子さんが楽しく継続して学べるように、1回の授業で平均して3~4つの作品を作りながらプログラミングの基礎を学びます。机に向かっての勉強に苦手意識があるお子さんでも、無理なくプログラミングの基礎知識を身につけられるでしょう。
また、正しいキーボードタイピングを習得できるタイピングレッスン機能もあります。
【個別指導で講師のサポート付き】
さらに、それぞれの理解度に合わせた個別指導が受けられる点も魅力です。自宅学習でプログラミングを学ぶと躓いて挫折しがちですが、「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」に通えば、疑問点はその場で講師に質問することができます。
【教室数日本一の小学生向けプログラミング教室】(※1)
全国2,800教室以上の教室が開校しており、東京・大阪・名古屋といった大都市はもちろん47都道府県全てに展開していますので、お近くの教室がきっと見つかります。
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【無料体験も実施中!】
QUREO(キュレオ)プログラミング教室では、多くの教室で無料体験を実施(※2)しています。「気になるけど受講しようか迷っている」「授業風景を見てみたい」という方は、無料体験を利用して実際の教室の雰囲気を確かめてはいかがでしょうか。
QUREOプログラミング教室の無料体験の流れについてはこちらをご覧ください
(※1)小学生対象のプログラミング教室事業者(アプリケーションやゲームの開発を主とするソフトウェアプログラミング系およびロボットプログラミング系を含む)において、
プログラミング教室掲載数No.1比較サイト「コエテコ(https://coeteco.jp/)」または各社ホームページにて公開されている教室数を当社にて調査した結果(2022年4月時点)
(※2)一部教室では無料体験を実施しておりません
まとめ
スクラッチは、プログラミングを学ぶ入門言語としておすすめです。無料かつ、特別なダウンロードや設定なしでも使い始められます。
学び始めるときは、まずチュートリアルを活用してスムーズに学習を進めましょう。
スクラッチを触ってみて、さらにいろいろなものを作りたいと興味を持ったお子さんは、プログラミング教室を活用して学習を始めてみてはいかがでしょうか。
「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」であれば、お子さんでも楽しくプログラミングを始められます。全国の教室で実施している無料体験は以下の公式ホームページから申し込めるので、ぜひチェックしてみてください。
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