プログラミング学習を始めようと調べ物をしたときに、「スクラッチ」という言葉を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
プログラミングにおける「スクラッチ」には2つの意味があります。混同して使ってしまう可能性があるため、それぞれの意味をしっかり理解しましょう。
この記事では、スクラッチの意味を説明した後に、今注目のプログラミング言語Scratch(スクラッチ)についてさらに詳しく紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
プログラミングにおけるスクラッチの意味
プログラミング分野で「スクラッチ」には意味が2つあります。それぞれについて詳しく解説します。
ビジュアルプログラミング言語Scratch(スクラッチ)
スクラッチは、アメリカにあるマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボが開発したプログラミング言語であり、プログラミング学習ソフトです。ブロックを組み合わせることでプログラムを作る「ビジュアルプログラミング」の1つであり、直感的にプログラミングができます。
スクラッチは200以上の国と地域で利用されており、世界で最も使われているプログラミング学習ソフトです。
スクラッチ開発
スクラッチは、開発手法の1つでもあります。システムを作るときに、ゼロから組み上げる開発手法がスクラッチ開発です。プログラムを作るときは、既存のパッケージ製品をカスタマイズして済ませることも多く、これと区別するためにスクラッチ開発と言われます。
なお、雛形となるソースコードやフレームワークを一部使用しながら作る場合はスクラッチ開発、一切使わずすべてコードを書いていくものをフルスクラッチ開発と分けることもあります。
Scratch(スクラッチ)でできること
ここからは、ビジュアルプログラミング言語のスクラッチについてさらに掘り下げて紹介します。まずは、スクラッチでできることを3つにまとめました。
ゲームやアニメーションを作る
スクラッチでは、ブラウザ上でさまざまな制作物を作成できます。作れるものの例は、ゲームやアニメーション、音楽などです。
キャラクターを設定し、ブロックを組み合わせてそれぞれの動きを制御することで、想像した作品を形にできます。
作った作品を公開する
スクラッチで作った作品は、サイトにアップして公開できます。スクラッチで作成した作品を公開すると、世界中の人達が実際にその作品を見たり遊べたりできるようになります。
感想を共有しあえる機能もついているので、次の作品作りのモチベーションも高められるでしょう。スクラッチのコミュニティで意見交換や質問もできるため、困った点は相互に解決できます。
ほかの人が作った作品で遊ぶ
ほかの人が作って公開した作品で遊んでみるのも、楽しみ方の1つです。自由に遊んでいるうちに、作りたいものも見つかるかもしれません。
スクラッチで公開されている作品はすべてプログラムも確認できます。自分の作品を作るときに、ヒントとして活用しても良いでしょう。
スクラッチでプログラミングを始めるメリット
スクラッチでプログラミングを始めるのには、以下のようなメリットがあります。
- 小さいときからプログラミング的思考を身につけられる
- 直感的で簡単に操作できる
- 無料でゲームを作れる
小さいときからプログラミング的思考を身につけられる
スクラッチでは、キーボードを使わなくてもプログラミングができます。ブロックの順番を並び替えるだけで動作の結果が変わり、その様子を見ながら試行錯誤してプログラムを組み立てられる点がメリットです。
ブロックの組み合わせを変えながら動作の違いを見ていくうちに、幼児や小学生のうちからプログラミング的な思考を身につけられます。
直感的で簡単に操作できる
スクラッチはブロックを並べるだけで直感的に操作できます。ブロックは音や動き、演算といったやりたいこと別に色分けされているため、小さなお子さんでも理解しやすく、とりかかりやすいです。
また、文字を打ち込んでいくプログラミングと異なり、誤字などの入力エラーでまったく動かないという状況にも陥りにくいでしょう。
無料でゲームを作れる
スクラッチは無料で使えるほか、ゲームの作り方やプログラミングのやり方をネットで簡単に確認できます。プログラミング学習が初めての方でも導入・利用しやすく、これからゲームを作りたいという場合でも、お金をかけずに楽しめます。
お子さんのプログラミング学習なら「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」
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「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」は、IT企業サイバーエージェントグループと、学習塾を運営するスプリックスが共同開発した本格的なプログラミング教室です。
「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」で利用する教材は、スクラッチをベースに開発されているため、ブロックでプログラムを組む形式は同じです。スクラッチに慣れているお子さんはスムーズに学習が進められるでしょう。
スクラッチと異なる点は、本格的な学習カリキュラムが設計されている点です。大学入学共通テストを視野にいれ本格的なプログラミングが身につくように体系だてられており、全国で実施されている「プログラミング能力検定」にも準拠し、日々の授業が検定対策になるようになっています。
これからスクラッチを始めるお子さんだけでなく、スクラッチを楽しんでいるお子さんの次のステップとしても、おすすめです。
QUREOプログラミング教室の特徴
- 対象学年:小学生以上(小学2年生以上推奨)
- 学習方法:個別指導
- 学習期間:約2~3年
- 受講形態:通学
- 教室数:2,800教室以上
- 開講エリア:全国47都道府県、タイ・マレーシア・シンガポールなど
- カリキュラム:基本の「ビジュアルプログラミングコース」、応用の「テキストプログラミングコース」
【本格的な小学生向けプログラミング教室】
「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」は、IT企業サイバーエージェントグループと、学習塾を運営するスプリックスが共同開発した本格的なプログラミング教室です。
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【ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングが学べる】
使用する教材にはストーリー性があり、魅力的なキャラクターが登場するなど、ゲーム感覚で楽しみながら学習に励めます。お子さんが楽しく継続して学べるように、1回の授業で平均して3~4つの作品を作りながらプログラミングの基礎を学びます。机に向かっての勉強に苦手意識があるお子さんでも、無理なくプログラミングの基礎知識を身につけられるでしょう。
また、正しいキーボードタイピングを習得できるタイピングレッスン機能もあります。
【個別指導で講師のサポート付き】
さらに、それぞれの理解度に合わせた個別指導が受けられる点も魅力です。自宅学習でプログラミングを学ぶと躓いて挫折しがちですが、「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」に通えば、疑問点はその場で講師に質問することができます。
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まとめ
プログラミング分野での「スクラッチ」にはプログラミングツールと開発方式という2つの意味があります。
ビジュアルプログラミングのスクラッチは、直感的に扱えて作れる作品の幅も広いのが特徴です。これからプログラミングを始めたいお子さんにもおすすめできます。
スクラッチを触ってみて、さらにいろいろなものを作りたいと興味を持ったお子さんは、プログラミング教室を活用して本格的なプログラミング学習を始めてみてはいかがでしょうか。
「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」であれば、お子さんでも楽しくプログラミングを始められます。全国の教室で実施している無料体験は以下の公式ホームページから申し込めるので、ぜひチェックしてみてください。
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