「子どもが将来ゲームを作れる程のレベルを目指している」「子どもに高度なプログラミング技術を学ばせたい」という保護者の方も多いのではないでしょうか。
前提として、ゲームの動きやストーリーを展開させることは、すべてプログラミングによるものです。
そのため、ゲームを作成したい場合、まずはプログラミングを学ぶ必要があります。プログラミングやゲームエンジンの知識をつけることで、ゲームを自作することが可能です。
この記事では、プログラミングでゲームを作成するにあたって必要なことや手順について紹介します。
また、ゲームを作成できるプログラミング言語についても紹介するので、将来ゲームを作れるレベルになりたいお子さんを持つ保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
初心者がゲーム作成を独学で行うのは難しい
初心者でも、プログラミングを活用してゲーム作成をすることは可能です。
簡単なものであれば、YouTubeの解説動画を参考にしたり、Scratchなどの既存のブロックを組み合わせて、プログラムを組むサイトを活用したりすれば、すぐに作れるようになります。
しかし、よりオリジナリティを出したゲームを開発したい場合、独学だけでは難易度が高いでしょう。
独学でゲーム作成をすることが難しい理由としては、以下の2点が挙げられます。
- バグの解消に躓く
- モチベーションが保てなくなる可能性がある
独学でゲームを作成する難しさを知った上で、プログラミングのゲーム作成を始めることが大切です。
ここからは、それぞれの理由について詳しく解説します。
理由①:バグの解消に躓く
プログラミングを自分で進めていくと、バグ(エラー)が多く発生します。
特に、自分で文字や記号、数字などのコードを書いていく「テキストプログラミング」では、1文字間違えただけでプログラムが動かなくなります。
初心者の頃は、数多くのバグの解消に苦しむことになるでしょう。
プログラムからバグの原因を特定することは大変な作業です。エラーの原因が見つからないまま、挫折してしまうこともあります。
理由②:モチベーションが保てなくなる可能性も
プログラミングの習得には、時間がかかります。
ある程度使えるようになるには、約200~250時間以上の学習が必要といわれているほどです。
わからない部分が増えてくると、作りたいものをなかなか作れないまま、学習を継続しなければいけません。
学習時間がかかっているうちに、モチベーションが下がる可能性も十分ある点に、注意が必要です。
プログラミングでゲーム作成を始める際に用意するもの
プログラミングでゲーム作成を始める際に用意するものは、以下の3つです。
- 開発用のパソコン
- 開発環境
- ネット環境
最初に準備すべきものは、開発用のパソコンです。パソコンを購入するときは、以下のスペックを確認しましょう。
- CPU
- グラフィックス
- メモリ
- ストレージ
作りたいゲームによって必要なスペックは変わるので、最初にゲームのイメージを固めることをおすすめします。
また、ゲーム作成用の開発環境も必要です。開発環境は、プログラミングを記述するためのツールや、実際に実行するためのソフトウェアなどを指します。
ゲームならば「Unity」などのゲーム専用の開発プラットフォームもあるので、上手く活用してみてください。
さらに、開発ソフトのダウンロードやわからない点を調べるためにネット環境を整えることも必須となります。
ゲーム作成におすすめのプログラミング言語5選
前提として、ブロックを組み合わせてプログラムを作るScratchなどでも、実力をつけて上級者になれば、ある程度、本格的なゲームを作れるようになります。
ここでは、超上級者向けに、ゲーム作成ができるおすすめのプログラミング言語を5つ紹介します。
プログラミング言語 | 特徴 |
Swift | · iOS向けのアプリ開発に利用できる言語 · Appleが公開している · iOSとAndroid両方に対応させるには、移植難易度が高い |
C++ | · コンシューマーゲームによく使われる言語 · 実行速度が早い · 言語の習得難易度は高め |
C# | · Unityとの相性が良いことから利用頻度が高い · 可読性の高い(誰でも読みやすい)コードが特徴 |
JavaScript | · ブラウザゲーム向けの言語 · 開発環境の整備が整っているため、ソースをすぐにテストできる |
Ruby | · ソーシャルゲームやスマホゲーム向け · ゲーム以外にも、Webサイト・アプリ作成にも使える |
将来、作りたいゲームの特性に合わせて、学ぶプログラミング言語を決めると良いでしょう。
プログラミングでゲーム作成する手順
実際にプログラミングを用いてゲーム作成する手順は、以下になります。
1.作成するゲームの概要を決定
2.簡単な仕様書の作成
3.ゲーム制作ツールの準備
4.ゲーム内で使う素材の準備
5.仕様書に沿ってプログラミングの作成
6.正常に動作するかテスト
最初に、ざっくりと作りたいゲームの構想を練り、概要を決定します。
次に、簡単な仕様書を作り具体化していきます。
仕様書とは、ゲームの設計図に当たるものです。キャラクターの設定や必要な場面数、分岐などを決め、実際にプログラミングを行うための準備を進めましょう。
作りたいものが決まったら、ゲーム制作の準備です。
ゲーム開発ツールと、必要な素材を集めます。背景やBGMなどを一から作ると時間がかかってしまうので、フリー素材を適宜活用すると良いでしょう。
下準備が整ったら、実際に仕様書に沿ってプログラムを書いていきます。キャラクターの動きや、場面がどう切り替わるかなどの動作を、プログラミングで表現するフェーズです。
ゲームが形になったら、テストプレイをおこないます。触ってみることでバグを発見し、想定と違う動作をしている箇所を修正していきます。
すべて、自分が考えていた内容と同じ動きをするようになったら、ゲームの完成です。
初心者がプログラミングを学ぶ方法
プログラミングで自由にゲーム作成をするために、まずはプログラミングの基礎を身につける事が大切です。
初心者がプログラミングを学ぶ方法として、以下の3つがあります。
- 市販の本
- 学習サイト
- プログラミング教室
それぞれメリット、デメリットについて詳しく紹介していきます。
市販の本
書店に足を運ぶと、多くのプログラミング関連書籍が並んでいます。
市販の本は、専門的なものでも数千円程度で買えて、コストがあまりかからない点がメリットです。
特に、ゲームを作成しながらプログラミング言語を学べるように書かれているものもあるので、興味を持ちながら読み進めることができるでしょう。
ただし、つまずいたポイントがわかりにくく、手詰まりしてしまうため、挫折しやすいデメリットもあります。
本を真似してプログラムを書いたのに、誤字があってエラーが多発するケースもあり、自力で疑問点を解消するには、時間がかかるでしょう。
ゲーム作成系の書籍を使う場合は、サンプルコードが読み込めるものを選ぶことがおすすめです。
学習サイト
プログラミングを学べる無料のサイトも公開されています。
無料サイトでは費用をかけずに学習が始められるので、どの言語が自分に向いているか試してみるのにも向いているでしょう。
ただし、初級以外の内容は、有料になるケースもあるので注意が必要です。
また、問題解決系のサイトを使う場合は、ある程度の検索能力がないと知りたい内容に辿り着けず、子どもの場合は難しいケースもあります。
しかし、実際にプログラミングをおこなう現場でも、知らないことを調べながらプログラムを書き進めるものです。
わからないことを調べて解決する力を身につけることは、将来的に役立ちます。
プログラミング教室
プログラミング教室は、カリキュラムに沿って学べるので、知識を効率的に身につけられることがメリットです。
講師のサポートがあり、その場で疑問点を質問して解決できます。さらに、生徒同士でコミュニケーションを取りながら勉強できるため、挫折しにくい方法です。
ただし、毎月費用がかかる点はデメリットとして挙げられます。
無料体験を活用するなど、お子さんが無理なく続けられそうか確かめたうえで、お子さんに合った教室を選びましょう。
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大学入試を見据えた本格的なカリキュラムを導入しているため、将来的に大学受験を考えているお子さんには最適なプログラミング教室です。
また、学習が進むにつれプログラミングにおける重要な概念を学ぶことができる設計になっており、論理的に考える力もどんどん鍛えられていきます。
【ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングが学べる】
また、使用する教材にはストーリー性があり、魅力的なキャラクターが登場するなど、ゲーム感覚で楽しみながら学習に励むことができます。
本物のゲームのような教材のため、机に向かっての勉強に苦手意識があるお子さんでも、無理なくプログラミングの基礎知識を身に付けられるでしょう。
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まとめ
初心者の場合でも、基礎的な知識を身につければ、簡単なプログラミングゲームを作成することは可能です。
しかし、オリジナリティが高いものを作りたい場合、高度なプログラミング言語の知識が必要になります。
お子さんが将来的に、本格的なゲーム作成をおこないたいと思っているなら、プログラミング教室を活用して、プログラミングの基礎を身につけることがおすすめです。
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