将来、お子さんの役に立つプログラミング言語を知りたいという保護者の方もいるでしょう。
プログラミング言語には数多くの種類があるため、どの言語を選べば良いか悩む方も多いと思います。
前提として、ITやプログラミング言語は流行り廃りが早く、今はない言語が今後新たに登場する可能性もあり、10年後にメジャーになっている言語は読めないと言われています。
この記事では、この近年で将来性があるといわれているプログラミング言語について紹介します。
目次
将来性があるプログラミング言語4つ
将来性があると言われてるプログラミング言語のうち、以下の4種類を紹介します。
- Python
- JavaScript
- Java
- Scala
ここからは、それぞれの特徴などについて詳しく紹介していきます。
Python
オランダのソフトウェア会社「TIOBE」のランキングによると、2022年1月現在、Webでの検索数が最も多いプログラミング言語が「Python(パイソン)」とされています。
つまり、それだけ注目が集まっている言語であると言えるでしょう。
Pythonは、データ分析やAI開発に適した言語の一つです。
機械学習や人工知能の分野で最も用いられており、数値を扱うことが得意で、大量のデータを扱うことにも向いています。
そのほか、Pythonを通して実現できることは、以下が挙げられます。
- 自動データ処理など業務効率化
- Web上のデータの自動収集
- Webサービスの開発
Pythonは、1990年初頭から公開されている言語で、他の言語と比べて文法の読みやすさ、わかりやすさに優れている点が特徴です。
さまざまなWebサービスにも使用され、身近なところでは、Instagramに使われていることで知られています。
JavaScript
「JavaScript(ジャバスクリプト)」は、プログラム開発言語として世界各国で使用されています。
世界中の人達がプログラムコードやデザインデータを保存・公開できる「GitHub」の2021年度のランキングによると、使われるプロジェクト数が最も多い言語はJavaScriptとされています。
また、国内最大のITエンジニア向け求職サイトを運営する「paiza(パイザ)」が実施した2021年のアンケート結果でも、求人別言語の中で最も多くを占めている言語がJavaScriptです。
このように、JavaScriptは、国内外ともに今必要とされている言語と言えるでしょう。
JavaScriptは、Webサイトに動きをつけることができ、WebサイトやWebサービスの開発が得意な言語です。
なかでも、ユーザーが直接見たり触ったりできる部分のフロントエンド開発や、データベースを動かすサーバーサイド開発にも使用されます。
具体的に、JavaScriptで行えることには以下などが挙げられます。
- 写真を順々に自動で切り替えて表示する
- Webページの一部分だけリロードする
- 画像にカーソルを合わせると拡大表示される
習熟の難易度は高めですが、ブラウザとテキストエディタだけで開発を始められるため、学習しやすいでしょう。
Java
「Java(ジャバ)」は、paiza(パイザ)のアンケート結果によると、JavaScriptの次に求人数が多いプログラミング言語です。
また、Webでの検索数ランキングでは3位、GitHubのプロジェクト数ランキングでも3位であり、需要が高い言語と考えられます。
Javaは、OSにも依存しないため、以下のようなあらゆる分野で役立つ言語です。
- Webサイト
- Webサービス
- デスクトップアプリ
- スマートフォンアプリ
- 家電の組込みソフトウェア
Javaは、JavaScriptと同じく習得難易度は高い言語と言われていますが、汎用性の高さが魅力です。
Scala
「Scala(スカラ)」は、高収入を狙える言語1位とも言われています。
paiza(パイザ)が実施した2021年度のアンケートで、求人記載の中から開発言語別に提示年収の平均を算出した結果を見ると、求人の提示年収が高いプログラミング言語1位はScalaでした。
高収入を狙える言語という観点ではScalaが1位と言えるでしょう。
Scalaは2003年にリリースされた言語です。Javaのライブラリを引き継ぐことができるため、Javaの後継言語としても注目を集めています。
また、Javaプログラムとの連携も可能で、Webサイトやスマートフォンのアプリ開発にも使用されています。
コード量が少なく、シンプルにコーディングでき、仕様の変更に対しても柔軟にプログラムを実装することができる点がメリットです。
身近なところでは、TwitterやChatworkなどにも、Scalaが使用されています。
将来性を見据えたプログラミング言語の選び方
将来性を見据えてプログラミング言語を選ぶ際のポイントとして、以下の3つが挙げられます。
- 社会の需要
- なりたい職業や目的
- 習得難易度
多くのプログラマが注目している言語や、需要が高い言語は、将来的に仕事に困らない可能性が高いです。社会が求める言語の流行から学ぶ言語を選ぶ方法もあります。
オランダのソフトウェア会社「TIOBE」では、毎年プログラミング言語の人気ランキングを公開しています。また、求人サイトでは、言語ごとの需要も推定できるので、ぜひチェックしてみましょう。
次に、将来プログラミングに関わる職業を目指す場合は、なりたい職業や、その仕事で作りたいものなどを軸に、言語を選ぶと失敗しにくいでしょう。
プログラミング言語はそれぞれ、特徴や開発に適した分野が異なります。そのため、やりたいことに合わせたプログラミング言語を習得したほうが、将来の目標に近づきやすいでしょう。
最後に、プログラミングの習得難易度に着目することも選び方の一つです。
初めてプログラミング言語を学習する場合は、難易度が比較的優しいものから選ぶと挫折しにくいです。
徐々に、習得する言語のレベルを上げていくことをおすすめします。
将来プログラミング言語を学ぶなら子どものうちから基礎を身につけよう
将来プログラミング言語を学ぶなら、子どものうちからプログラミングの基礎を身につけておくことが好ましいでしょう。
幼いうちからプログラミングの基礎を学ぶことで、以下のようなメリットがあります。
- 小学校のプログラミング授業の事前準備ができる
- 大学入学共通テストに役立つ
- 今後の社会で必要な基礎教養が身につく
- 将来の選択肢が増える
- 創造性などさまざまな能力が育つ
小学校では、2020年度からプログラミングが必修化し、2024年度には、大学入学共通テストでプログラミングを含む「情報」が新教科として追加されることが決まっています。
早めにプログラミングを学ぶことで、今後、授業や大学入試の際に役に立つでしょう。
また、社会でもIT人材の需要が増えているため、これからの社会を生き抜く基礎教養として、プログラミングの知識を身につけておくことは大切です。
現代では、プログラミングスキルが求められているのはIT業界に限りません。さまざまな業界でWebサービスやインターネットが活用されています。プログラミングやITの知識は、IT業界以外のさまざまな業界で役に立つので、将来の選択肢を増やすことができます。
さらに、プログラミングを学ぶなかで、物事を順序立てて考えることができる「プログラミング的思考力」や、試行錯誤を繰り返してプログラムを完成させることで、「自らの力で問題を解決する力」を身につけられると言われています。
そのほか、「どのようなプログラミングをおこなえば、思いどおりの動作ができるか」などのイメージを膨らませる「創造力」を育むこともできるでしょう。
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また、学習が進むにつれプログラミングにおける重要な概念を学ぶことができる設計になっており、論理的に考える力もどんどん鍛えられていきます。
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まとめ
近年、将来性があると言われているプログラミング言語として、Python、JavaScript、Java、Scalaなどが挙げられます。
将来目指す仕事や目的によって、必要なプログラミング言語は異なります。そのため、将来性と一緒に、やりたいことができるかも加味して、学習するプログラミング言語を選ぶことが大切です。
プログラミング言語のなかには難易度が高いものが多く、特に子どもの場合は、最初にプログラミングの基本的な概念や、考え方を身につけることがおすすめです。
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