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ゲーミフィケーションとは?メリットやデメリット・活用事例など紹介

ゲーミフィケーション

近年では、教育・ビジネスの分野で「ゲーミフィケーション」というものが注目されています。学習や仕事にゲーム要素を取り入れることで、モチベーションを高めることなどができると言われています。

しかし、ゲーミフィケーションにはメリットだけでなく、デメリットもある点に注意しましょう。

この記事では、ゲーミフィケーションとは何かを知りたい大人の方に向けて、概要やメリット、デメリットを詳しく解説します。

事例もいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ゲーミフィケーションの特徴を紹介

ゲーミフィケーションとは、勉強や仕事などにゲーム性を取り入れることです。

ゲーム性を取り入れることで、モチベーションがアップするなどさまざまなメリットがあります。

なお、ゲーミフィケーションは次の4つの要素で構成されています。

  • 目的・課題の設定
  • 現状の可視化
  • ストーリーの作成
  • 報酬の設定

ここからは、それぞれの要素について詳しく紹介します。

<ゲーミフィケーションの要素①>目的・課題の設定

ゲーミフィケーションでは、まずゲームの目的と課題を設定します。ゲームの目的や目標(ゴール)が明確化されるため、より効果を得やすくなるのです。

例えばゲームのなかで、「〇〇(参加者)は、逃げ出してバラバラになったキャラクターたちを救う特別な魔力を持っている勇者である。勇者としてキャラクターを捕まえて世界を救おう!」といったストーリーなどがあります。

この場合、「魔力(特別な力)を使ってキャラクターを捕まえる」「世界を救う」という明確な目的と目標が設定されていることがわかるでしょう。

<ゲーミフィケーションの要素②>現状の可視化

ゲーミフィケーションでは、現状を可視化し、次のアクションやゲームの全体像を把握しやすくします。

前述のゲーム例の場合、「地図に従って、山頂を目指しキャラクターを捕まえよう!」というミッション(クエスト)を用意したり、「キャラクター図鑑」などで自分が捕まえるキャラクター数を把握できるようにします。

このように、必要な工程を見られるようにすることも、ゲーミフィケーションの大きな特徴です。

ゲームの参加者は、現状を可視化することで、適切に状況を判断しゲームを進められます。

<ゲーミフィケーションの要素③>ストーリーの作成

ゲーミフィケーションでは、ゲームを盛り上げるためのストーリーも重要です。ゲームのストーリーがあることで、参加者は楽しみながら取り組むことができます。

前述のゲーム例の場合、「なぜキャラクターを捕まえなくてはいけないか」といった目標へのモチベーションとなるストーリーが必要です。ストーリー次第では、「とにかく早く進めなくては」とスピードを意識したり、「全部漏れなく集めなくては」と精度を意識するなど、目標への到達意欲を意識づけることができます。

 

<ゲーミフィケーションの要素④>報酬の設定

ゲーミフィケーションでは、目標をクリアした際の報酬を用意することも大切です。

ゲームにおいては、最終目標到達のために、小さな報酬を多数用意して、ゲームクリアへの意欲を刺激する仕掛けになっています。「キャラクターを10匹集めるごとにレベルアップする」「制限時間内にクリアするとポイントがアップする」など、様々な報酬を用意することでモチベーションを高めることができます。

ただし、報酬はゲームの難易度に合わせて設定することが大切です。ゲームの難易度と報酬が見合わないと、モチベーションアップに繋がりません。

実際の企業の研修などでは、「特典(プレゼント)」「表彰・賞与」など、具体的で満足度の高い報酬を用意するケースもあります。

ゲーミフィケーションのメリット

ゲーミフィケーションを実施するメリットはいくつかあり、その代表的なものは次の3つです。

  • 楽しみながら取り組める
  • 早くゴールしたくなる
  • 目標を設定しやすい

ここからは、各メリットについて詳しく紹介します。

<ゲーミフィケーションのメリット①>楽しみながら取り組める

学習や仕事、研修などにゲーミフィケーションを活用すると、参加者は楽しみながら取り組むことができます。

そうすると、課題に対しても前向きになり、学習効率が高くなります。その結果、実力の向上を図ることができるでしょう。

<ゲーミフィケーションのメリット②>早くゴールしたくなる

楽しい内容であれば、「早くゴールしたい」と参加者のモチベーションが高くなります。

例えば、QUREO(キュレオ)プログラミング教室で使用する教材には、次のようなストーリーがあります。

「世界が悪(バグ)に襲われ街が崩壊してしまう。ガイドキャラクターのアルゴと共に悪(バグ)を倒す旅に出て、世界を元に戻しに行こう!」

ゲーミフィケーションでは、最終的なゴールを設定することで、モチベーションが高い状態で取り組むことができます。

さらに、学習や仕事の目的・目標も明確になり、飽きて挫折することなく取り組めるでしょう。

<ゲーミフィケーションのメリット③>目標を設定しやすい

ゲームの目標(ゴール)がなければ、途中で興味が薄れてしまう可能性があります。

先程の例では「世界を元に戻す」という明確なゴールが設定されており、世界を50以上の街や島に分けています。、参加者は自分で目指す地点を意識し、ゲームを進められるでしょう。

その他にも、問題に正解するとバッジがもらえるので、全部の章でバッジを揃えたくなる仕掛けなどもあります。自分の状況が可視化されることで、さらに意欲を刺激することもできます。

ゲーミフィケーションのデメリット

ゲーミフィケーションにはメリットだけでなく、デメリットもあるので注意が必要です。主なデメリットは次の3つです。

  • 課題の設定が難しい
  • かえって効率が下がることがある
  • 学習効率はゲームの内容に依存する

ここからは、ゲーミフィケーションのデメリットについて詳しく紹介します。

<ゲーミフィケーションのデメリット①>課題の設定が難しい

ゲーミフィケーションを実践するためには、適切な課題・報酬の設定が求められます。

また、参加者が積極的に取り組めるように、魅力的な設定・ストーリーを決めることも必要です。

参加者一人ひとりのレベルに合わせて難易度を設定する必要があり、難しすぎたり簡単すぎたりすると、効果を得にくくなります。

また、参加するメンバーが多いと、ゲームを作成するのが大変な点もデメリットです。

<ゲーミフィケーションのデメリット②>かえって効率が下がることがある

ゲーム要素が強すぎると、目的が学習ではなく「ゲームを楽しむこと」になる可能性があります。

この場合、本来の学習目的を見失うことに繋がり、学習効率が下がることがあります。

ほかにも、ゲームの内容が難しく複雑な場合に、本来の目的を達成できないこともあり、学習効果を得にくくなります。

<ゲーミフィケーションのデメリット③>学習効率はゲームの内容に依存する

ゲーミフィケーションの場合、実践するゲームの内容によって学習効率は変わります。つまり、学習効率はゲーム考案者によって大きく左右されるのです。つまらないゲームの場合だと、参加者に飽きられてしまいます。

また、ゲーム考案者は、ゲームの内容も十分に練る必要があります。

学習効率を高めるには、ゲームのストーリーや要素が学習内容や仕事にうまく関連する必要があり、考案者は学習内容や仕事内容のことも十分に理解していなければなりません。

このように、ゲーミフィケーションの効率を高めるためには、さまざまな条件・要素をクリアしたゲームを作る必要があるので、考案者の負担が大きい点がデメリットです。

ゲーミフィケーションの活用事例

次のように、実際にゲーミフィケーションを活用している事例は複数存在します。

  • Minecraft(マインクラフト)を使った事例
  • 小学生向け教材に使われている事例
  • ランニングアプリの事例

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

Minecraft(マインクラフト)を使った事例

さまざまな形・性能のブロックを組み合わせて建物をつくるなど自分の好きなように仮想の世界を構築できるMinecraft(マインクラフト)を使った事例は多くあります。

ただし、Minecraft(マインクラフト)自体は、明確なゴールがないゲームです。そのため、ゲーミフィケーションに活用する場合は、独自のゴール設定やストーリー設計が必要です。

例えば、「文化祭までにクラス全員で、学校と同じ建物をMinecraft内に作ろう」「自分たちの住んでいる街をMinecraft内に再現して観光アピールしてみよう」などといった事例が見られます。

教師から課題・目標を設定し、生徒が取り組むことで、自由度の高い課題に意欲的に取り組むことができます。

小学生向け教材に使われている事例

教材として使用しているアプリ(歴史学習アプリ)でも、ゲーミフィケーションを活用した事例があります。

この歴史学習アプリは、制限時間内に歴史上の人物のカードを組み合わせて対戦し、ステージをクリアしていく形式で、成績に応じたランキングが表示されるというものです。

利用した子どもたちは、自分の成績をクラスメイトなどとオンライン上で競い合うことで、より盛り上がります。

この事例では、実際にアプリを使って学習したほうが、歴史人物に関する問題の正解率が高くなったという成果も出ています。

ランニングアプリの事例

ナイキ社のランニングアプリでは、自分のランニングの結果を記録し、SNSのように共有できる機能があります。

ナイキ社側はランニングを盛り上げるために、ゲーム性を持つイベントを多く開催しています。

例えば、「お正月休みに〇km走ろう」というイベントでは、指定期間中に設定距離をクリアするとバッジなどがもらえます。さらに、その期間の走行距離ランキングが表示されるため、ほかのメンバーと競い合ったり、結果をシェアしたりできます。

このように、ゲーム性を持たせることでランニングに対するモチベーションを高めることが可能です。

子どもがゲームを通じてプログラミングを学ぶならQUREO(キュレオ)プログラミング教室

QUREO(キュレオ)プログラミング教室

ゲーミフケーションは有効活用することで、教育面やビジネス面で大いに役に立ちます。

プログラミング学習などの難易度が高い分野でも、楽しみながら取り組めるでしょう。

お子さんに本格的なプログラミング学習を始めさせるなら、「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」をご検討ください。

ゲーミフィケーションが組み込まれた教材を使用しているため、お子さんでもゲーム感覚で楽しく理解を深められます。

QUREOプログラミング教室の特徴

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プログラミングの基礎30概念

「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」は、IT企業サイバーエージェントグループと、学習塾を運営するスプリックスが共同開発した本格的なプログラミング教室です。

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大学入試を見据えた本格的なカリキュラムを導入しているため、将来的に大学受験を考えているお子さんには最適なプログラミング教室です。

また、QUREO(キュレオ)プログラミング教室で取り扱っている教材には、ゲーミフィケーションがふんだんに組み込まれております。

例えば、「レッスンを進めるとレベルアップし、メダルがもらえる」「使えるアイテム(素材)が増える」などがあります。

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また、使用する教材にはストーリー性があり、魅力的なキャラクターが登場するなど、ゲーム感覚で楽しみながら学習に励むことができます。

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まとめ

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