将来、エンジニアになりたいというお子さんを持つ保護者の方は多いでしょう。
しかし、エンジニアとは具体的にどのような職業なのか知らない方もいるのではないでしょうか。
実際に「エンジニア」と一口に言っても、その職種や活躍のフィールドは幅広いです。
この記事では、エンジニアの仕事内容や年収などの基本情報を紹介していきます。エンジニアになるための方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、本記事におけるエンジニアとは「ITエンジニア」を指します。
目次
エンジニアとはITに対する専門的な技術な能力を持つ職業
エンジニアとは、ITに関する専門的な能力を持つ技術者を指します。
IT関係の技術を活用して生活や業務に役立つシステムを開発したり、ITを使う環境を整えたりするのが主な業務です。
主に関わる分野に応じて職種は細分化されており、それぞれがプロフェッショナルとして活躍しています。
現在は、さまざまな業界や分野にIT技術が導入されているため、自分の興味に合わせた仕事が選びやすい点が魅力です。
エンジニアの年収
エンジニアをはじめとしたIT人材の年収は、日本全体の平均と比較すると、高めの傾向があります。
経済産業省が2017年に実施した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によれば、IT関係企業の従業員の平均年収は35歳で約500万円でした。
一方で、国税庁が令和2年(2020年)に実施した調査によると、日本全体の給与所得者の平均給与は433万円です。日本の平均と比較したときに、エンジニアは年収が比較的高い傾向にあります。
ただし、エンジニアの年収は職種により異なります。各職種については後ほど解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
エンジニアの求人数
職種により求人数は異なるものの、全体としてITエンジニアの需要は高いです。
経済産業省が発表した試算によれば、2030年には最大78.7万人が不足すると言われています。
社会のさまざまなシーンでITが活用されている背景から、今後もエンジニアの需要はさらに高まり、求人数も増えると予測されます。
エンジニアの種類を解説
エンジニアといっても、担当する職種はさまざまです。ここでは、代表的なエンジニアの種類を4つ紹介します。
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- セールスエンジニア
- データサイエンティスト
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
システムエンジニア
システムエンジニアは、これから作るシステムの設計図を作る役割を担います。
顧客の要求を元に具体的な仕様を決めたり、プログラマがコードを書いてシステムを制作するときの工程管理をしたりするのが主な業務です。
なかには、プログラマからシステムエンジニアにキャリアアップする方もいます。
インフラエンジニア
インフラエンジニアはIT機器を使うための基盤を整える職種です。企業内のサーバーの管理やネットワークの整備など、システムを使う環境を整えるのが主な仕事になります。
また、ルーターやLANなど、物理的な機器を触って仕事をすることも多い点がインフラエンジニアの特徴です。
セールスエンジニア
プログラミングの知識を生かして、営業現場で活躍するのがセールスエンジニアです。
自社の商品やサービスについて専門知識をわかりやすく顧客に伝え、具体的な提案をして営業活動をおこないます。
ITや業界の知識に加え、コミュニケーション能力も重要な仕事です。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、企業に溜まっている膨大なデータを活用して分析し、ビジネスの課題を解決する仕事です。
現在は顧客や細かい購買データの収集が簡単になったものの、うまく活用できていない企業は多いようです。
データを加工や解析する際に、プログラミングの知識が必要となることもあります。
またマーケティング戦略や売上予測を立てるデータサイエンティストの需要は年々高まってきています。
エンジニアとプログラマの違い
エンジニアとよく似た仕事に「プログラマ」があります。
エンジニアは、クライアントの窓口となり、要望を元に仕様書を作成するのが主な役割です。一方で、プログラマは仕様書を元にして実際のコードを書きます。
プログラマより、上流工程に関わる機会が多いのが、エンジニアの特徴と言えるでしょう。
将来エンジニアになるためには?
将来エンジニアになりたいお子さんが、今後知識やスキルを身につける方法として、以下の3つあります。
- 専門学校や大学で学ぶ
- 書籍やサイトで学ぶ
- プログラミング教室に通う
ここからは、それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説します。
専門学校や大学で学ぶ
専門学校や大学で、プログラミングやITの知識を身につけられます。
専門的な知識をじっくり学べる点がメリットです。ネットやシステムなどのプログラムの仕組みから理解を深められるでしょう。
また、大学の講義では、専門知識だけでなく一般的な教養も学べるため、将来に役立つ幅広い内容を学べます。
ただし、学費などかかる費用はほかの方法に比べて高い傾向にあるため、家族で相談のうえ検討しましょう。
書籍やサイトで学ぶ
書籍や学習用のサイトを用いると、比較的リーズナブルに学ぶことができますが、疑問点の解消に時間がかかるため注意が必要です。
プログラミングやITスキルの習得には時間がかかると言われており、200〜250時間は必要とされています。
ある程度知識が身についてから、復習を兼ねて書籍や学習用サイトを活用できるとより良いでしょう。
プログラミング教室に通う
プログラミング教室に通うことで、比較的短期間でスキルを身につけられます。
教室の場合は、カリキュラムに沿って授業が進められます。また講師のサポートもあるので、疑問点を解消しながら学習できるでしょう。
費用がかかる点や、専門学校・大学に通うより短期間でスキルを習得するために、まとまった通学期間をとって学習する必要がある点は、事前に理解しておきましょう。
子どものうちからプログラミングを学ぶメリット
将来エンジニアを目指したい場合、早期からプログラミングを学ぶのがおすすめです。
幼いうちからプログラミングを学ぶ代表的なメリットとしては、次の5つが考えられます。
- 小学校のプログラミング授業の事前準備ができる
- 今後の社会で必要な基礎教養が身につく
- 大学入学共通テストのときに役立つ
- 将来の選択肢が増える
- 創造性などさまざまな能力が育つ
それぞれ、詳しく説明します。
小学校のプログラミング授業の事前準備ができる
2020年度より小学校ではプログラミング教育が導入されています。また、2021年には中学校、2022年には高等学校においても順次対応が始まっています。
小学生のうちからプログラミングに触れておくことで、小学校での学習や、それ以降の授業内容の吸収も良くなるでしょう。
基本的なプログラミングの考え方を身につけておけば、学校の授業にもついていきやすくなり、不安の解消に繋がります。
今後の社会で必要な基礎教養が身につく
現代では、パソコンやスマートフォンなどのICT機器を日常的に使用する方も多いでしょう。
今後、社会のIT化は、益々加速すると予想されています。つまり、プログラミングの知識やICT機器に関するリテラシーは、特定の業界でのみ役立つものではなく、IT化が進む社会で生きていく限り、一生役立つスキルと言えます。
早い段階からITの意義や適切な活用方法を体感しておくことで、今後の社会を生き抜く基礎教養が身につきます。
大学入学共通テストのときに役立つ
2024年度からは、大学入学共通テストで「情報I」が出題されることが決まっています。つまり、早期に学習を始めることで、受験にも役立つということです。
将来エンジニアを目指すかわからない方でも、入試に役立つ点はメリットと言えます。
将来の選択肢が増える
プログラミングの知識を持つことで、将来の選択肢が増えます。
IT業界で活躍するプログラマやエンジニアはこれから需要が大きく高まることが予想される業種です。一方で、日本におけるIT人材は不足しており、人口減少に伴ってさらに需要が大きくなると言われています。
IT業界を始めとするさまざまな企業へ就職する際に、プログラミングスキルを持つ人材は重宝されることでしょう。
創造性などさまざまな能力が育つ
プログラミングを学習することで、一般的には以下のような能力が育つと言われています。
- プログラミング的思考
- 問題解決能力
- 想像力・創造力
物事を順序立てて考え、問題を解決する力は広く生きる上で役立ちます。また、「どの様にプログラミングすれば思い描いた動作を実現できるか」を考える過程で想像力も身につくでしょう。
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QUREOプログラミング教室の特徴
- 対象学年:小学生以上(小学2年生以上推奨)
- 学習方法:個別指導
- 学習期間:約2~3年
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大学入試を見据えた本格的なカリキュラムを導入しているため、将来的に大学受験を考えているお子さんには最適なプログラミング教室です。
また、学習が進むにつれプログラミングにおける重要な概念を学ぶことができる設計になっており、論理的に考える力もどんどん鍛えられていきます。
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また、使用する教材にはストーリー性があり、魅力的なキャラクターが登場するなど、ゲーム感覚で楽しみながら学習に励むことができます。
本物のゲームのような教材のため、机に向かっての勉強に苦手意識があるお子さんでも、無理なくプログラミングの基礎知識を身に付けられるでしょう。
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まとめ
エンジニアは、ITに対する専門的な技術や能力を持つ人を指します。エンジニアの中にもさまざまな職種があり、活躍の幅が広い点が特徴です。
2020年度より小学校のプログラミング教育が必修化され、中学校と高等学校においても順次対応が始まっています。プログラミングやパソコンに興味があるお子さんの場合は、早期から学習を進めるとよりスムーズに吸収できるでしょう。
また、プログラミングの基礎を身につけるには、プログラミング教室がおすすめです。
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