プログラミング教育が必修化したことで、「子どもにプログラミングを学ばせたいけど、どうしたらいいの?」と疑問を持っている保護者の方も多いのではないでしょうか。
お子さんが途中で挫折しないためにも、どの方法でプログラミングを学ぶか、見極めることが大切です。
この記事では、プログラミング学習におすすめの方法や教材について、詳しく紹介していきます。
失敗しない学び方のコツについても解説しますので、これからお子さんにプログラミング学習を始めさせたいと考えている保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
プログラミングの学習方法3つを紹介
一般的によく挙げられるプログラミングの学習方法として、以下の3つをご紹介します。
- 市販の本
- Webサイト
- プログラミング教室
それぞれ、詳しく説明していきます。
市販の本
プログラミングを学習する際、市販の本を活用する方法があります。
以下、市販の本でプログラミングを学ぶメリットとデメリットをまとめた表になります。
メリット | デメリット |
・比較的低コストで学習を始められる ・全体像を把握しやすい | ・疑問点の解消に時間を要する可能性がある ・著者の解説内容によって理解度が変わる |
市販の本で学習する場合、書籍を購入する費用はかかるものの、1冊あたり数千円程度の参考書が多いため、比較的低コストで学習が始められます。
また、1冊にある程度の情報が網羅されているので、全体像を把握しやすいメリットもあります。
しかし、特に初心者の場合は、本だけで疑問点を解消するには時間を要する可能性があり、著者の解説内容によっては理解度が変わる場合がある点がデメリットです。
Webサイト
次に、Webサイトを利用してプログラミングを学習する方法があります。
以下、Webサイトでプログラミングを学ぶメリットとデメリットをまとめた表になります。
メリット | デメリット |
・なかには無料のサイトもあり、費用をかけずに学習できる | ・すべての情報が一つにまとまっていないので、検索して情報を集める必要がある ・信頼できる情報か、自身で見極める必要がある |
プログラミング学習用のWebサイトのなかには、無料で利用できるものもあるので、費用をかけずに学習が始められる場合があります。
ただし、Webサイトで学習する場合、書籍のようにすべての情報が一つにまとまっていないので、自分で検索して情報を集める手間がかかります。
また、なかには古い情報や、間違った情報が掲載されているWebサイトもあるため、信頼できるサイトを自分で探さなければなりません。
上手く情報が集められない場合、学習の中での課題解決に苦戦する可能性があるので、注意しましょう。
プログラミング教室
3つ目に、プログラミング教室を利用して学習する方法があります。
以下、プログラミング教室を利用するメリットとデメリットをまとめた表になります。
メリット | デメリット |
・カリキュラムが整っている ・疑問点をすぐ講師に確認できる | ・費用がかかる |
プログラミング教室は、段階的に実力を付けるカリキュラムが整っています。そのため、何から学ぶべきか、自分で考えて悩む必要がありません。
また、疑問点をすぐに講師に質問できるので、疑問点を解決できずに挫折する可能性が下がる点もメリットの一つです。
ただし、プログラミング教室で学ぶためには費用がかかるので、目的とご予算に合わせて教室を選ぶ必要があります。
QUREO(キュレオ)プログラミング教室は、小学2年生以上を対象にしており、低価格で本格的なプログラミングを学ぶことが可能です。
無料体験もおこなっておりますので、気になった方は、ぜひ以下のページから詳細をご確認ください。
「【公式】QUREO(キュレオ)プログラミング教室の料金(授業料・月謝)について」
プログラミング学習で失敗しないコツ
お子さんにプログラミング学習を始めさせるなら、途中で挫折させたくないと思う保護者の方も多いでしょう。
プログラミング学習で失敗しないためのコツとして、以下の3点を意識することをおすすめします。
- プログラミングとは何かを理解する
- プログラミング学習の目的を明確にする
- 目的に合わせた言語を選ぶ
それぞれ、詳しく紹介していきます。
プログラミングとは何かを理解する
プログラミング学習する際、「プログラミングがどういうものなのか」などの根本的な知識がないと、学ぶモチベーションが下がりやすくなります。
プログラミングとは、簡単に言えば「コンピュータが動く仕組みを作り、命令を与えること」です。
コンピュータは自分で意思を持って動くことはできないので、人間が動く仕組みを作り指示を出す必要があります。
プログラミングを学ぶためには、そもそもプログラミングとはどういうものなのかをまずは理解しておきましょう。
さらに詳しくプログラミングの概要について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
プログラミング学習の目的を明確にする
プログラミングをなぜ学習したいのか、学ぶ目的を明確にすることも大切です。
例えば、「ゲームを作りたい」と「Webサイトを作りたい」とでは、学習内容が大きく変わります。
そのため、自分が何をしたいのか学習の目的を考えておかないと、プログラミング学習に興味が持てない可能性があります。
「なぜプログラミングを勉強したいのか」という学習目的を、明確にしておきましょう。
目的に合わせた言語を選ぶ
プログラミングを学習する目的が決まったら、その目的に合わせた言語を選びましょう。
人間が話す言葉に英語や日本語があるように、プログラミング言語にも様々な種類があります。
プログラミング言語ごとに得意なことや不得意なことがあるため、プログラミングで作りたいものに合わせて適切な言語を選ぶようにしましょう。
なお、プログラミング言語について詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
初心者や子どもにもおすすめのプログラミングサイト6選
ここからは、プログラミング初心者や中高生のお子さんにおすすめの、プログラミング学習サイトを紹介していきます。
また、小学生のお子さん向けに、絵柄やブロックを並べながらコンピュータに指示できる「ビジュアルプログラミング」が学べるサイトも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【初心者向け】プログラミング言語が学習できるサイト3選
まずは初心者におすすめの、プログラミングの基礎を学習できるサイト3つをご紹介します。中高生から大人まで、プログラミング初心者のかたでも学習しやすいものとなっています。
- Progate
- ドットインストール
- Paizaラーニング
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
Progate
Progateは、ブラウザ上で実際にコードを書きながら学習できるサイトです。
ツールのインストールやプログラミングの環境を整えずに勉強を始められるので、初心者も取り組みやすくなっています。
スライドで知識を学んだ後、すぐ学習した内容を用いてコードを書いていくので、理解が深まりやすい点が魅力です。
基礎レベルは無料で、16種類の言語やツールに触れられるので、向いている言語を探すために活用しても良いでしょう。
ドットインストール
ドットインストールは、動画で学習ができるWebサイトです。
すべてのレッスンが3分以内の動画にまとまっているので、空き時間を利用して、学習を進められます。
またWebサイト作成やゲーム作成など、幅広いジャンルのプログラミングを学ぶことがきて、無料ユーザー登録をすると、学習の進捗管理も可能です。
プレミアム版では、さらに多くのレッスンを見ることができ、現役エンジニアへ質問もできるようになるので、より理解を深められるでしょう。
Paizaラーニング
Paizaラーニングは、1本3分の動画と練習問題で効率的にプログラミングが学べるWebサイトです。
RPGやファンタジーゲームを攻略しながらプログラミング問題を解いていくモードもあるので、楽しみながら実力をつけられるでしょう。
スキルチェックがあり、自分のレベルが把握しやすい点がメリットです。
【子ども向け】ビジュアルプログラミングが学習できる教材3選
まだ、キーボードで文字を打つのが難しい小さなお子さんもいるでしょう。
そこでここからは小学生のお子さん向けに、キーボードを使わず、ブロックなどを用いる形で直感的にプログラミングを学習できる3つの教材をご紹介します。
- Scratch
- Viscuit
- Microbit
それぞれ、詳しく説明していきます。
Scratch
Scratchは、命令が書かれたブロックをドラッグ&ドロップして組み合わせることでプログラミングできる無料のプログラミング学習ツールです。
アメリカのMITメディア・ラボで開発され、小中学生をメインターゲットに、世界中のあらゆる国や環境で利用されています。
ブロックの組み合わせや順序を変えることで動きを変えられるので、自分で試行錯誤しやすい点が特長です。アニメーションやゲームを直感的に作成できます。
作った作品は世界中に公開でき、実際に見たり遊んだりすることができるため、次にどんなものを作ろうかという想像力も掻き立てられることでしょう。
Viscuit
Viscuitは、自分で書いた絵をプログラミングで動かせるアプリです。
イラストを書いた後に、「メガネ」と呼ばれるツールでそのイラストの動き方を指示することで、思い通りの動作をさせることができます。
文字を使わず、メガネ内でイラストをドラッグするとそのイラストが動くので、小さなお子さんでも、直感的にプログラミングを体験できる点が魅力です。
また、メガネを複数組み合わせれば、複雑な動きも実現可能です。パズルやゲームなど幅広いものまで作れるので、イラストやものづくりが好きなお子さんなら長く楽しめるでしょう。
Micro:bit
Micro:bitは、教育用に開発されたマイコンボード(コンピュータ)です。
色分けされたブロックを組み合わせる「Microsoft MakeCode」や「Python」のほか、先ほど紹介した「Scratch」のいずれかを用いてプログラミングをおこないます。
マイコンボードには、温度センサーや加速度センサーが搭載されていて、プログラム次第で実際に光らせたり自分で作った工作を動かしたりすることも可能です。
イギリスでは11歳と12歳を対象に無償配布されているなど、世界的に活用されている教材です。
挫折せずに学習するならプログラミング教室がおすすめ
前項で、プログラミング学習におすすめのWebサイトを紹介しましたが、プログラミング学習を挫折せず、楽しく続けるためにはプログラミング教室に通うことがおすすめです。
プログラミング教室に通うメリットとして、以下の2つが挙げられます。
- 初心者でも挫折しにくい
- 仲間がいるのでモチベーションが上がる
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
初心者でも挫折しにくい
前述の通り、Webサイトや市販の本の学習では、疑問点があっても質問できない場合が多いです。
質問可能なWebサービスがあっても、そもそもどう質問したらよいか、わからないこともあるでしょう。
その点、プログラミング教室であれば、対面で講師と直接話すことが可能です。
講師が理解できていない部分を把握してアドバイスしてくれるので、疑問点を放置せずに解決できることが、初心者でも挫折しにくいポイントといえるでしょう。
仲間がいるのでモチベーションが上がる
プログラミング教室では、周りに自分と同じようにプログラミングを学習している人が集まっています。
独学の場合、うまく学習を習慣化できなかったり、ほかのことに意識が向いてしまったりする可能性もあるでしょう。
プログラミング教室に通うことで、同じ学習をしている仲間に出会えるので、教え合ったり励まし合ったりして、モチベーションを保ちやすくすることができます。
プログラミングは子どものうちから学習することがおすすめ
プログラミングは子ども(幼児)の段階から学習することがおすすめです。
早期に学習を始めることで、以下のメリットがあります。
- 小学校のプログラミング授業の事前準備ができる
- 今後の社会で必要な基礎教養が身につく
- 大学入試に役立つ
- 将来の選択肢が増える
- 創造性などさまざまな能力が育つ
小学校からプログラミング教育が必修化され、大学入試でも2025年にはプログラミングを含む「情報」が新教科として出題されます。
また、社会のIT化が進み続ける近年、プログラミングの知識を身につけることで、役立つシーンはたくさんあると考えられるでしょう。
さらに、幼いうちからプログラミングを学ぶことで、プログラミングの考え方だけでなく、問題解決能力や創造性も育めます。
効率よくプログラミングを学習したいならQUREO(キュレオ)プログラミング教室
お子さんに本格的なプログラミング学習を始めさせるなら、「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」をご検討ください。
QUREOプログラミング教室の特徴
- 対象学年:小学生以上(小学2年生以上推奨)
- 学習方法:個別指導
- 学習期間:約2~3年
- 受講形態:通学
- 教室数:2000教室以上
- 開講エリア:全国47都道府県、タイ・マレーシア・中国など
【本格的な小学生向けプログラミング教室】
「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」は、IT企業サイバーエージェントグループと、学習塾を運営するスプリックスが共同開発した本格的なプログラミング教室です。
全国2000教室以上もの教室が開校しており、小学生から本格的なプログラミング学習に取り組めます。
大学入試を見据えた本格的なカリキュラムを導入しているため、将来的に大学受験を考えているお子さんには最適なプログラミング教室です。
また、学習が進むにつれプログラミングにおける重要な概念を学ぶことができる設計になっており、論理的に考える力もどんどん鍛えられていきます。
【ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングが学べる】
また、使用する教材にはストーリー性があり、魅力的なキャラクターが登場するなど、ゲーム感覚で楽しみながら学習に励むことができます。
本物のゲームのような教材のため、机に向かっての勉強に苦手意識があるお子さんでも、無理なくプログラミングの基礎知識を身に付けられるでしょう。
【個別指導で講師のサポート付き】
さらに、それぞれの理解度に合わせた個別指導が受けられる点も魅力です。
自宅学習でプログラミングを学ぶと躓いて挫折しがちですが、「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」に通えば、疑問点はその場で講師に質問することができます。
【教室数日本一の小学生向けプログラミング教室】
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「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」では、無料体験をおこなっています。
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※QUREOプログラミング教室の無料体験の流れについてはこちらをご覧ください
まとめ
プログラミングを学習する方法はさまざまです。目的によって学ぶ内容やおすすめの教材は異なるので、最初に何を学びたいか考えると良いでしょう。
途中で挫折したくない方や、楽しみながら実力をつけたい方は、プログラミング教室に通うことがおすすめです。「QUREO(キュレオ)プログラミング教室」であれば、ゲーム感覚で楽しく理解を深められます。
全国の教室で実施している無料体験は、以下の公式ホームページから申し込めるので、ぜひチェックしてみてください。