小学校から高校まで順次プログラミング教育が必修化され、現在、プログラミング学習への注目が高まってきています。
これから、お子さんにプログラミングを勉強させるにあたって、なるべく効率的な勉強法を知りたいという保護者の方も多いのではないでしょうか。
実際、プログラミングの効率的な勉強法はいくつかあるので、事前に保護者の方が把握してから取り組ませることをおすすめします。
この記事では、おすすめのプログラミング勉強方法7つと、それぞれのメリットやデメリットについて紹介していきます。
勉強するときのコツや注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
プログラミング初心者におすすめの効率の良い勉強法7つ
以下、プログラミング初心者におすすめの、効率的な勉強法です。
- 市販の本を活用する
- 学習サイトを活用する
- プログラミングアプリで学ぶ
- コードの写経をする
- 経験者と話す
- 動画で学ぶ
- プログラミング教室へ通う
それぞれメリットデメリットがあるので、比較しながら読みすすめてみてください。
勉強法①:市販の本を活用する
現在では、小さなお子さん向けのプログラミング学習の本も増えており、書籍での学習もしやすくなっています。
市販の本は、練習問題が付いているものなどもあるので、徐々に知識を身につけることができ、数千円程度で購入できます。
ただし、本で勉強する場合、疑問点の解消に時間がかかるデメリットがあります。
お子さん自身もつまずいたポイントがわかりにくく、手詰まりしてしまうため、挫折する可能性もあるでしょう。
勉強法②:学習サイトを活用する
お子さん向けに、プログラミングが学習できるWebサイトやWebサービスもあります。
例えば、Scratchはブラウザ版もあり、アプリをダウンロードせずとも利用できるので、手軽に取り入れられる点がメリットです。無料のWebサイトであれば、費用をかけずに学習を始められます。
ただし、勉強中に疑問点が出てきたときに、その場ですぐに解決方法が見つからない可能性があり、その際は自分で、原因を探さなければなりません。
勉強法③:プログラミングアプリで学ぶ
最近では、子ども向けのプログラミングアプリも出てきています。
お子さんがゲーム感覚で気軽に操作できるものもあるので、操作を楽しみながらプログラミングの力をつけられるメリットがあります。
ただし、導入するにあたって、高価なアプリもあり、勉強を始めてすぐに飽きないかどうか、見極める必要があるでしょう。また、子ども向けだからといってゲームの延長のようになっていないか、きちんとしたカリキュラムがあるのかなども確認したほうが良いでしょう。
勉強法④:コードの写経をする
これからプログラミングを始める小学生が、最初からコードを勉強する必要はありませんが、プログラミング学習を進めるなかで、自分の作りたいものがビジュアルプログラミングでは難しいとなった場合など、ゆくゆくはコードも学んでいく必要が出てきます。そして、ある程度一人でコードを書けるようになったら、コードの写経による勉強法も効率的だと言われています。
具体的には、実際のシステムやWebサイトのコードを、自分で写してみる方法です。
メリットとしては、無料できれいなコードの書き方を学べることが挙げられます。
ただし、コードに関する疑問点が出てきても、なかなか自分では解決できない点がデメリットです。また理解せずにひたすら写経を続けているだけでは、あまり意味がありません。
既にある程度自力でコードをかけるレベルであれば、よりわかりやすい書き方を学べるので、おすすめの勉強法になります。
勉強法⑤:経験者と話す
プログラミングを勉強する上で、経験者やプロの方と話してみると、新たな糸口が掴める可能性があります。
子どもの場合には周りに経験者が少ないという場合もあるでしょう。そういうときは、インターネットなどで自分より勉強が進んでいる人が作っているものを見て、新たなヒントを掴めることもあるでしょう。例えばScratchでは、世界中の人が自分の作った作品を公開しているので、その作品のプログラムを見ることもできます。
また、周りに経験者のお兄さんお姉さん、もしくは大人などがいた場合は、効率的な勉強法やつまずいているポイントに対してアドバイスをもらえれば、さらに勉強が捗りやすくなるでしょう。
ただし、経験者のレベルによって意見などが変わる点には、注意しなければなりません。
勉強法⑥:動画で学ぶ
YouTubeなどの動画サイトで、プログラミングに関する内容の動画を取り上げているものもあります。
無料で学べる上、動作を見ながら画面上で勉強できるので、直感的に理解しやすいなどのメリットがあるでしょう。
しかし、動画サイトの場合、網羅的に勉強することが難しいというデメリットがあります。
勉強できる内容は動画の投稿者によって異なり、断片的にしか学べないことも考えられるため、動画で勉強する場合は、ほかの方法と組み合わせることがおすすめです。
勉強法⑦:プログラミング教室へ通う
プログラミング教室を活用することも、プログラミングを勉強するための一つの手段です。
カリキュラムが整っているので、効率的に知識を身に付けられる点がメリットと言えるでしょう。
また、講師のサポートがあり、その場で疑問点を質問して解決できるので、楽しみながら続けやすいのも嬉しいポイントです。
さらに生徒同士でコミュニケーションを取りながら勉強できるので、挫折しにくいと考えられます。
ただし、費用が毎月かかる点はデメリットと言えます。
プログラミングを勉強する際に大切な4つのこと
プログラミングの勉強を始める際は、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
- プログラミングの定義や意味を知る
- プログラミングで実現できることを理解する
- 習得する言語を決める
- 学習環境を整える
それぞれ、詳しく解説していきます。
プログラミングの定義や意味を知る
プログラミングの勉強を始める際は、予め「プログラミングとはどういうものなのか」をしっかり理解しておきましょう。
そもそも、プログラミングとは「コンピュータに実行する命令を与えること」です。コンピュータは自分の意志で動けないので、ルールを指示してあげる必要があります。
命令の出し方は様々で、0からコードを書いていくものもあれば、命令のパーツを組み合わせて動かすものもあります。
このように、プログラミングの仕組みを把握した上で勉強を始めると、より理解を深められるでしょう。
プログラミングで実現できることを理解する
次に、プログラミングで実現できることを理解しましょう。
前提として、プログラミング言語には様々な種類があり、それぞれ実現できることが異なります。
よって、同じプログラミングという括りでも、実現したいことによって勉強する内容が変わってくるので、「自分がプログラミングで何をしたいのか」を事前に決めておくことが大切です。
習得する言語を決める
プログラミングを学ぶ目的を整理したら、作りたいものに合わせた言語を選びましょう。
例えば、スマホアプリならSwift、サイト制作ならHTML、CSS、JavaScriptなど、プログラミングを通してやりたいことが決まれば、学ぶ言語もある程度絞れます。
「まずは、プログラミングの考え方を学びたい」という初心者のお子さんの場合は、「ビジュアルプログラミング」から始めることがおすすめです。
ブロックや絵柄を組み合わせてプログラミングするなど、小さなお子さんでも直感的に学ぶことができ、初心者でも取り組みやすいでしょう。
なお、プログラミング言語についてさらに知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
学習環境を整える
プログラミングを始めるには、コンピュータ上でプログラミング言語を動かせるようにする環境構築が必要です。
特に、実際にコードを書く場合などには、パソコンを購入するなどの準備を整える必要があります。
いきなり学習環境を整えるのが難しいと感じたら、市販の本による独学など、まずは環境を整えずに学習できる勉強法を選んでも良いでしょう。
プログラミングを勉強する際によくある失敗例
次に、プログラミングを勉強する際に起こりやすい失敗例を紹介していきます。
- 手当たり次第に参考書を読む
- コードを丸暗記する
- 漠然と学習を始める
- 高すぎる目標を設定する
途中で挫折しないために、それぞれ覚えておきましょう。
手当たり次第に参考書を読む
前述の通り、プログラミングはしたいことによって、習得する言語や勉強する内容が異なります。
目的や言語を定めずに勉強を始めようとすると、どの参考書を選べば良いか分からなくなる可能性があるので、注意しましょう。
また、参考書をたくさん読んで知識をインプットするだけでは、実力が身につきません。
アウトプットするためには、コードを書くなどで実際に手を動かして、どんどんプログラミングに触れていきましょう。
コードを丸暗記する
プログラミングでは、コードを丸暗記する必要はありません。
現場で活躍するプロのプログラマでも調べながらコードを書くので、コードを暗記するよりも、コードの意味を理解したり、プログラミングの基礎的な考え方を身に付けたりすることを心がけましょう。
丸暗記しようとすると効率が悪く、なかなか学習が進まないので、とにかく覚えるという意識は捨てることが大切です。
漠然と学習を始める
「将来に役立ちそうだから」など、漠然とした理由でプログラミングの勉強を始めることはおすすめしません。
プログラミング学習は時間がかかるもので、1つの言語を習得するまでには、おおよそ200〜250時間必要と言われています。
目標ややりたいことがないと挫折してしまうので、具体的な目標を作るようにしましょう。
また、プログラミングの学習サイトやアプリでは、ほかの人の作品が見られるものもあります。それらを見ながら、作ってみたいものを探すのも良いでしょう。
高すぎる目標を設定する
高すぎる目標を設定することも、おすすめできません。
いきなり高すぎる目標を立てるとなかなか達成できず、モチベーションが下がったり、挫折しやすくなってしまったりする可能性があります。
そのため、目標の難易度調整が重要です。
最終的な目標に繋がるような、小さな目標を立てて、達成できるように少しずつ積み重ねていきましょう。
プログラミングを勉強するなら子どものうちから始めるのがおすすめ
プログラミングは子ども(幼児)のうちから学習するのがおすすめです。早期に学習を始めることで、以下のメリットがあります。
- 小学校のプログラミング授業の事前準備ができる
- 大学入試に役立つ
- 創造性などさまざまな能力が育つ
- 今後の社会で必要な基礎教養が身に付く
- 将来の選択肢が増える
小学校でのプログラミング学習が必修化され、大学入試にも今後プログラミングを含んだ「情報」が新しい教科として出題されます。早期にプログラミング学習を取り入れれば、将来に向けた準備が進められるでしょう。
さらに、プログラミングを学ぶことで、子どものうちから問題解決能力や創造性も育める点もメリットです。
また、現在、社会のIT化は進み続けているので、プログラミングの知識を身につけることは大切です。将来の選択肢を増やすためにも、早期学習を始めましょう。
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大学入試を見据えた本格的なカリキュラムを導入しているため、将来的に大学受験を考えているお子さんには最適なプログラミング教室です。
また、学習が進むにつれプログラミングにおける重要な概念を学ぶことができる設計になっており、論理的に考える力もどんどん鍛えられていきます。
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また、使用する教材にはストーリー性があり、魅力的なキャラクターが登場するなど、ゲーム感覚で楽しみながら学習に励むことができます。
本物のゲームのような教材のため、机に向かっての勉強に苦手意識があるお子さんでも、無理なくプログラミングの基礎知識を身に付けられるでしょう。
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まとめ
プログラミングの勉強法はさまざまなので、お子さんに合った方法を複数取り入れてみることをおすすめします。
プログラミングは、知識を習得するまでに時間がかかるので、無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。
効率的に勉強するならば、プログラミング教室がおすすめです。体系的なカリキュラムやフォロー体制があるので、スキルを身につけやすいでしょう。
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